レーブクーヘン ~ レープクーヒェン ~ビール純粋令五百周年
昨27日の日経夕刊に≪伝統菓子レーブクーヘン(ドイツ)ぜいたく品だった香辛料たっぷり≫なる見出しがあり、妙に引っ掛かった。「レーブクーヘン」にデジャヴュ(既視感)を催すとともに、ドイツ語らしくない感じも受けた。発音法則からすれば、「レープクーヘン」ではないかと。 ネット検索で直ぐに≪レープクーヒェン...
View Article年末雑感 ~ 素数年 ~ 多約数年
年末年始は用無し犬になり、暇を持て余し、築地場外市場なぞをぶらつき、買わずもがなの無駄遣いに嵌る。今日は何とか、すしはね海苔、まぐろ赤身、金時豆程度で収まった。体力が衰えたから、沢山は持ち帰れないのが不幸中の幸いだ。...
View Article零細合唱団十周年 ~ 絶滅危惧種 ~ それでも努力目標
当「愛唱会」は発足満十周年を迎えている。メンバー6人で出発し、以後その人数を超える事は無かった。常時消滅の瀬戸際に立たされ続けて来た。まだ存続することが奇跡のようだ。当初目的とした施設訪問コンサートのボランティア活動は、十年目の今年に入って漸く実現したものの、来年以降の見通しは立てにくい。...
View Article歌を聞く生活 ~ 歌わない生活 ~ 早く行け行けお正月
我が家でソバを食べるのは当方一人のみ、余の者はそば・アレルギーだとか、旨くないとかで口にしない。しかし、記憶によれば、十数年前までは全員が年越しそばを味わっていた筈なのだ。この間にソバ・アレルギー体質に変わったり、好みが変わったりするものか。イジメに遭っているのかも。...
View Article謹賀新年 ~ 鑑賞専念 ~ 再出発
新年の祝賀に和するとともに、ご来訪にお礼申し上げます。当管理人が備忘録のように綴る拙いブログではありますが、時々ご覧いただければ幸いです。 さて、声出しの機会に恵まれないお正月の一時期、せめて鑑賞する側に回れないかと心当たりを検索したところ、あった!上野の国立博物館で二日から三日にかけてクラシック系のコンサートが催される。オペラのアリアや合唱が聴けるらしい。大変な人混みになるだろうな。...
View Articleニューイヤーオペラコンサート ~ 国立博物館 ~ 環境音満喫
予定通り、国立博物館のコンサートを鑑賞して来た: ≪ 博物館に初もうで 新春イベント「ニューイヤーオペラコンサート」出演者 カンターレ2020ヘンデル作曲 オラトリオ「メサイア」より「ハレルヤ」ヴェルディ作曲 オペラ「アイーダ」より「凱旋の合唱」J.シュトラウス作曲 オペレッタ「こうもり」より「シャンパンの歌」ビゼー作曲 オペラ「カルメン」より「ババネラ」ビゼー作曲...
View Article東博詣で ~ クラリネット・コンサート ~ 地名シリーズ
今日も国立博物館へ。余裕たっぷりだった昨日と違い、出遅れたため、だめもとの心境で急いだ結果、開演に辛うじて間に合った。勿論、特等席どころか空席も無く(今日は室内)、壁際の隙間に割り込むのが精いっぱいだった: ≪博物館に初もうで 新春イベント「クラリネット・コンサート」 出演:ジュリアンズインディアナ(Back HomeAgain In...
View Article変な等式発見~ 整数の累乗和 ~ 無限大=マイナス1
数学では様々な記号を使い、演算過程を正確かつ簡潔に表記する。積分記号、微分記号。関数記号などを満載した公式は、素人には何の感興も起こさず、無意味であるが、四則演算の形の公式(等式)は、意味が大体解るので、取っ付き易い。 取っ付き易いけれども変な公式の例を過去に取り上げたことがある: 数学者・志村五郎③~自然数の和~感嘆符/等号 2015/1/12(月)...
View Article新春昼時コンサート ~ ソプラノ藤井冴 ~ メゾソプラノ山下裕賀
今年のランチタイムコンサート巡りは丸の内(と言っても東京駅の八重洲側)で、ソプラノとメゾソプラノの協演(競艶)により華やかに幕を開けた。定刻2,3分前の会場入りだったが、空席があった。都心のオフィスが未だフル稼働していないのか、あるいは、新年の挨拶回りに駆けずり回っている方が多いのか。この会場で着席して鑑賞したのはいつ以来だろうか、思い出せない。 瀧廉太郎 「花」 二重唱木下牧子 「ひばり」 藤井...
View Article人工知能(AI)~ 進歩 ~ お化粧
朝日新聞の朝刊に面白い特集記事があった: ≪(我々はどこから来て、どこへ向かうのか:5)AIでヒトは進化するか 2017年1月6日 ■vol.5 頭脳 地球46億年の歴史上に現れた生物で最高の頭脳を持つ人類。いま、その知能を劇的に高める研究が進む。人類にとって朗報なのか。(笹井継夫) 人間の脳の働きを人工知能(AI)技術が肩代わりする。そんな変化は身近になった。...
View Articleコントラバス ~ アマチュア音楽家 ~ コーラス
七日正月という言葉があるそうで、当方は使い慣れていないが、昨日で“正月初七日”?が終わり、今日から普段の日常生活サイクルに戻る筈のところ、三連休の中日と判り、心構えも腰砕けだ。 その昨日、ささやかな新年会で、コントラバスを趣味にしているという若者から聞き出したところによると、月に1回程度はオーケストラの助っ人で演奏しており、練習は毎週参加しているとのことだ。...
View Article言葉の宝庫 ~ 万葉集 ~ 超絶技巧
またまた日経新聞からネタを頂く: 万葉集を楽しむ 超絶技巧の言葉遊び小島ゆかり2017/1/8付日本経済新聞 朝刊 p.20 新年には、かならずこの歌を思い出す。 新(あらた)しき年の初めの初春(はつはる)の 今日(けふ)降る雪のいやしけ吉(よ)事(ごと) 大伴家持...
View Article巡る盃 ~ 大盃 ~ 影さして
和食ブームだそうだ。嘘か真か確かめようも無いが、身辺を見回す限り、洋食全盛だ。そもそも和食とは何ぞやと改めて思い巡らしてみると、曖昧模糊と掴みどころが無い。いちおう定義を試みれば、西洋料理や中華料理などではない、日本固有の料理などという安直な言い方も出来るが、外部からの影響を受けない文化はあり得ないから、これは現実的な定義にはなり得ない。...
View Article「龍角散」の飴 ~ 店頭に床置き ~ お買い得逸す?
数日前、駅前のドラッグストアで買い物をして帰り際にふと見ると、入り口の床置きカゴに「龍角散」の飴が積んであった。表示は見えなかったが、常識的には“特売”のスタイルだ。ブランドを確立している商品だから、安売りはしないイメージがあり、意外に思った。 その後、ドーピング絡みのニュース≪龍角散のど飴はドーピングの禁止物質? 同社が否定≫に接した(サンケイスポーツ 1/11(水) 17:14配信):...
View Article新年の発表会 ~ 梅と桜 ~ 景気期待の自己実現性
某地域集会施設の≪新年の集い≫で『四季の童謡メドレー』なる合唱発表に参加した。実際には斉唱で、メンバー15,6人、うち男3人であった。皆さん、衣装は上が白、下が黒で統一していらっしゃる。当方はその約束事を聞く機会が無かったので、普段着のままで参加した。...
View Articleナンヨウスギ ~ パラナマツ ~ マリー・ストープス
科学博物館で、我が関心の有る話題の講演を効率よく間合い30分で2件聴いた。: 地学 矢部淳 ナンヨウスギの話(30分)南半球に自生するナンヨウスギ。その特徴や化石からわかる歴史について、南米チリでの調査の様子とあわせて紹介します。 植物 秋山忍 ウメとその仲間(15分)ウメとその仲間の花と果実のつくりについて 解説します。...
View Article藤井健次郎 ~ 染色体二重螺旋構造 ~ DNA二重らせん
昨日触れたイギリスの女性科学者マリー・ストープスについては多くのサイトに沢山の情報が盛られている。その一部に、彼女の来日は、ドイツで知り合った日本人植物学者藤井健次郎を追って来たものであるように記すものがあった。森鷗外の舞姫を想起させる。...
View Article図書館廃棄本 ~ ガロア特集 ~ 加藤和也教授再発見
区立図書館から随時、廃棄本が放出される。発行から相当の時間が過ぎて所蔵する価値の減じたものを館の入り口辺りに並べ、「ご自由にお持ちください」などと掲示している。文庫本の小説、雑誌類は比較的に短期間で放出される傾向があり、中に掘り出し物がある。例えば: ≪数学セミナー 2011年10月号 600号 ガロア生誕200年 発刊2011.09日本評論社≫...
View Articleのど飴騒動続報~選手と会社の美談~原因の究明
先だってドーピング絡みの「龍角散のど飴」騒動を取り上げた(「龍角散」の飴~店頭に床置き~お買い得逸す? 2017/1/12(木))。関連のニュース続報が出ていたことが今日判った: ≪「今回は、龍角散さんに救われた」 龍角散本社が“神対応” ドーピング騒動、発信源の選手に見せた気遣い withnews 1/14(土)7:00配信...
View Article雪やこんこん ~ 東クメ作詞 ~ 滝廉太郎作曲
某所でのお年寄りの歌の集いで「雪」(雪やこんこ 霰やこんこ)が歌われた。講師が、“こんこ”を“こんこん”とも歌うことから一歩進めて、もともとは次のような歌詞であったと解説した: ≪ゆきや こんこん あられや こんこんもっと ふれふれ とけずに つもれつもった ゆきで だるまや とうろうこしらえましょう おねえさま≫...
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