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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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レーブクーヘン ~ レープクーヒェン ~ビール純粋令五百周年

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昨27日の日経夕刊に≪伝統菓子レーブクーヘン(ドイツ)ぜいたく品だった香辛料たっぷり≫なる見出しがあり、妙に引っ掛かった。「レーブクーヘン」にデジャヴュ(既視感)を催すとともに、ドイツ語らしくない感じも受けた。発音法則からすれば、「レープクーヘン」ではないかと。
 
ネット検索で直ぐに≪レープクーヒェン Lebkuchen≫と判明したが、ドイツ現地からの情報であるから、「レーブクーヘン」という発音も行われているのかも知れない。
 
“デジャヴュ”については、ブログ内検索により、13か月前に「レープクーヒェン」として言及していたことを確認した(クリスマスシュトレン~大型割高~中身上質? 2015/11/28())。「クーヘン」を「クーヒェン」と表記しているのは、当方に分の悪い事実である。日経新聞と相打ち乃至引き分けだな。ちなみに、記事本文は次のように始まる:
 
≪最近、ドイツで伝統的な冬のお菓子、レーブクーヘンが記録的な売り上げで、クリスマスのお菓子ナンバーワンとなった。
 レーブクーヘンはジンジャー、カルダモン、シナモン、アニス、ナツメグ、アニス、クローブなどさまざまな香辛料をきかせたお菓子だ。「レーブクーヘンを食べないとクリスマスが来た気がしない」というドイツ人にとって、香辛料の香しい匂いは、クリスマスの時期と重なる。
 レーブクーヘンには長い歴史があっ…≫(以下、有料)
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同じ夕刊に、≪ドイツビール 純粋令500年  最古の食の法令、伝統守る シャンパン風など新潮流も≫という記事も載っていた。ビール純粋令五百周年については、2か月余り前に聞きかじったことを話題にした(ぶんぶんぶんイインと鳴く馬ブと飛ぶ蜂 2016/10/17())。
 
この記事の本文の出だし部分も引用しておこう:
 
≪世界有数のビール大国として知られるドイツ。この国の誇りが世界最古の現存する食に関する法令とされ、原料を厳しく限定した「ビール純粋令」だ。今年は施行から500年の節目にあたり、業界挙げて雰囲気を盛り上げた。一方で消費者の好みの変化により、国内のビール需要は漸減傾向にある。局面を打開しようと新たな息吹も生まれている。

 「純粋令にのっとり醸造されています」。今年、ドイツのスーパーで瓶ビールのラベルを眺…≫(以下、有料)

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