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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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のど飴騒動続報~選手と会社の美談~原因の究明

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先だってドーピング絡みの「龍角散のど飴」騒動を取り上げた(「龍角散」の飴店頭に床置きお買い得逸す? 2017/1/12())。関連のニュース続報が出ていたことが今日判った:
 

≪「今回は、龍角散さんに救われた」 龍角散本社が“神対応” ドーピング騒動、発信源の選手に見せた気遣い withnews 1/14()7:00配信

 

のどあめをめぐって起きた「ドーピング騒動」に思わぬ形で龍角散が巻き込まれた。きっかけは、~ある女子選手の「勘違い」ツイートだった。~このニュースが報じられた12日、ある実業団に所属する選手が実名のツイッターアカウントで、こう謝罪した。

 「私の軽率な行為により、株式会社龍角散様には多大なる迷惑をおかけいたしました」~対象成分が含まれない「龍角散ののどあめもアウト」という誤った情報を耳にして信じ込み、ツイッターで発信してしまった。すぐに過ちに気づき、問題のツイートを削除、訂正したが、情報はSNSの海に広がった後で、遅かった。

 
~「当社の『龍角散ののどすっきり飴』には、ヒゲナミンは一切含まれておりません。ご安心ください」。情報が出回るとすぐにホームページで説明し、火消しに追われた龍角散は、寛容だった。~≫
 
この記事では≪ツイッターで発信してしまった。すぐに過ちに気づき≫とあるから発信後直ぐに削除、訂正したものと思われるが、誤情報がいつ発信されたのかは不明である。また、≪すぐに過ちに気づ≫いたのは何によってかにも関心が湧くが、これも不明である。
 
結局この記事は、誤情報発信者が善後処理と龍角散への謝罪を即座に行ったことを伝えて彼女を良心的かつ誠実な優等生として称賛している。龍角散さんについても、誤情報による被害者の立場にありながらも、発信者である選手の前途を慮り、寛容な対応をしたことを称賛している。つまり、美談で幕を閉じたわけだ。
 
欲を言えば、≪誤った情報を耳にして信じ込み≫というそもそもの発端の掘り下げた説明を聞きたいところだ。いつ、どこで、誰から≪誤った情報を耳にし≫たのかを具体的に明らかにすることが、同種事件の再発の防止に有効であると思われる。

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