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世界的旅芸人~エムマ・カルベ~ギャラ折り合わず

明治大正期の雑誌≪音楽界≫の1911(明治44)年2月号の口絵に、エムマ・カルベ夫人の写真が載っている。その解説記事として、≪音楽雑纂≫の部に、加川琴仙なる人が「世界第一位のソプラノ歌手 エムマ・カルベ夫人の来朝」を寄せている。...

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世界のハチ公~永遠のハチ公~頼み神ハチ公

北国の《さくらの会》例会出席のため秋田に滞在中に、忠犬ハチ公に関する新聞記事を見た: “駅前で腹ばいハチ公に「いいね!」…世界で反響(読売新聞)2015年11月12日亡くなった飼い主を東京・渋谷駅で待ち続けた「忠犬ハチ公」。 駅前で腹ばいになっているハチ公の貴重な写真を紹介した記事が、世界で反響を呼んでいる。...

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単音唱歌「運動奨励」~ほととぎす~東京女高師高女校歌 

明治大正時代の月刊音楽雑誌≪音楽界≫3-9に、楽曲として「運動奨励」が載っている。(女子用)と付記されている。ト調長音階(ママ)四分の三拍子と説明書きがある。 メロディーをなぞって驚く。懐かしい「ほととぎす」の出だしそのままだ。短調に転調する八小節目から独自のメロディーとなる。こんな作法もあったのだ。 楽譜に記入されているカタカナの歌詞の解読には難儀したが、概ね次のような感じ: “尊き務め負ひ持ちて...

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光学反転~表象反転~視点反転

高野陽太郎/著「鏡映反転」なる新刊本に興味を覚え、図書館に予約を入れたことを書いたのは2か月以上前だった(2015/9/7(月))。今日漸く読み終えた。予測よりも1か月ほど早く読めたわけだが、“さもありなん”だ。本のタイトルや出版社の売り文句は十分に好奇心をそそるのだが、実際手に取って読み始めると、興味本位で読解できるようなシロモノではないのだ。...

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二宮金治郎~公徳經濟二宮翁の歌~野村成仁

「公徳經濟 二宮翁の歌」を収載した同名の小冊子(縦19cm、横9cm弱)がある。発行者は朝野文三郎、東生鉄五郎、朝日仲次郎の3名、発行所は東生萬巻堂、朝野正文堂の2箇所で、明治35年2月20日発行となっている。 野村成仁作曲、草山貞胤作歌の「公徳經濟 二宮翁の歌」は、文字通り二宮尊徳を顕彰する歌である。歌詞は七五調4行24節で、結構長い: “高く尊き天地の    恵みにむくふ道はしも...

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十五夜お月さん~貰られて~貰われて

過去に何回か取り上げた(直近では2014/2/3(月))古い歌曲集「第二 私達の唱歌」に野口雨情/本居長豫「十五夜お月さん」が載っている。 第2節は“十五夜お月さん 妹は 田舎へ貰られて ゆきました”と歌うのが普通になっている。 しかし、“貰られて”には随分抵抗がある。変な日本語だ。この歌でしか使われない。有名な歌であるだけに、この表現が由緒正しい日本語であるかのように思われかねない。...

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オオミヤシ~タコノキ~オガサワラオオコウモリ

近くの博物館で教養講座があると聞き、散歩がてら出掛けた: 東京大学総合研究博物館総合研究博物館小石川分館(1階受付前集合)講師:高山浩司    (ふじのくに地球環境史ミュージアム准教授/植物系統進化学)入場:無料(事前申込不要) 建築博物教室第8回 植物のアーキテクチャ―――いのちを繋ぐ種子のかたち...

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シユウイカブ~自信喪失~業界隠語?

昨日の教養講座≪建築博物教室第8回 植物のアーキテクチャ―――いのちを繋ぐ種子のかたち≫で、ひとつ奇異に感じたことがある。講師の高山先生が“シユウイカブ”と発音したことだ。漢字の別を強調するために通常とは異なる読み方をすることがある。例えば、「異株」を「異種」と区別するために。その場合でも、2度目からは誤解の惧れが無いので、本来の読みに戻すのが普通である。高山先生は終始“イカブ”で通された。...

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無伴奏練習~映画祭敬遠~定刻無視会議

例会第180回を北新宿生涯学習館で行った。先生がご都合で不在のため、各自の相対音感頼りで三部合唱の練習をした。新曲として「ゴンドラの唄」を取り上げた。これは何とか音取りは出来た。次に「カチューシャの唄」に取り掛かった。...

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音楽・コーラスのつどい~相互感想~善意好意

落胆する結果になった2か月前の≪音楽・コーラスのつどい≫(完全ア・カペラの夢~煙と消え~虚脱 2015/9/22(火))の相互感想の取りまとめが届いた。吹けば飛ぶような弱小グループの演奏を真面目に聴いて感想を寄せてくれる人たちがいたことに感激した。...

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クリスマスシュトレン~大型割高~中身上質?

キリスト教で、クリスマス前の4週間はアドヴェント(待降節)と言い、クリスマスマーケットの開催される楽しい季節なのだそうだ。特にこの時期によく食されるパウンドケーキ“シュトレン”や、温かい飲み物“グリューワイン”、“レープクーヒェン”などの写真が魅力的だ。 あるパン屋さんの注文用紙に次のような価格表示があった: クリスマスシュトレン 大(700g) \2,200クリスマスシュトレン 小(500g)...

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「ジグリ」~ロシア語で~「アガニョーク」

≪ロシア・ウクライナの愛唱歌を原語で歌う・らすぺふ≫(http://www.nana.or.jp/~k-matsu/)の臨時企画で、ロシア・ロマンス「ジグリ」の第1節をロシア語で歌う練習をしてきた。短い歌詞で、メロディーも割と単純なので、全体に覚えやすい歌だ。 最初、和訳詞で歌い、メロディーを覚えたのだが、三連音符で上昇する箇所で、発音との連動がやや厄介だった。 “川面霧立ち 野辺に流れて...

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復興応援メニュー~第1弾 浪江定食~売り切れ

某学食で3・11復興支援定食を企画したというので早速野次馬根性で食べに行った。どの食堂で実施するのか確認しなかったので、少し回り道になり、程良く空腹となったところで特別メニューにありついた: “浪江町のお米を食べて復興支援にご参加ください。復興応援メニューを提供します。第1弾:11/30(月)~12/4(金)  浪江定食第2弾:12/7(月)~12/11(金) 復興海鮮定食...

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白秋「落穂ひろひ」~黒澤・下総~鳥居・片山

いよいよ師走に入った。今年最後のコンサートを13(日)に北国の《あきた文化交流発信センター》で挙行する。“季節の歌”と“秋田ゆかりの歌”をほぼ半々にプログラムを組んでいる。 演目の中に≪ 落 穂 ひ ろ ひ  北原白秋作詩/黒澤隆朝 作曲...

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パンダの第6指~手指骨~種子骨

この2,3年愛読していた上野動物園の広報誌「マンスリーどうぶつえん」に近頃お目に掛かれないと思っていたところ、創刊4年にして衣替えしていたことが判った。  最終号が通巻49号(vol.49)で、“vol.49 September&October 2015”として発行されており、第50号が「みんなの上野動物園 vol.50 November&December...

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シュトレン単価~最適サイズ~円周率

先日、シュトレンのサイズ大小による単価差の不思議を取り上げた(クリスマスシュトレン~大型割高~中身上質?2015/11/28(土))。その後、注文表を再度見たところ、サイズは大中小の3段階であることに気が付いた: A シュトレン(700g) 2,200 円 B シュトレン(500g) 1,500 円 C シュトレン(300g) 1,100 円...

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ウメボシジンセイ~梅干主義~申年の梅

NHKみんなのうた「ウメボシジンセイ」(原詩 尋常小学読本巻五「うめぼし」、補作詞 大島亜佐子、作曲 櫻井映子、編曲 久 隆信)を当会でも初回放送(2011年12月-2012年01月)と同時に歌い始めて、早や4年になる。そして、NHKでもこの12-01月期に再放送するらしい。...

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大黒屋光太夫ら17名~アメリカ彦蔵ら17名~宮本全八船17名

もう8年半も前のことだが、“ロシアに漂流した大黒屋光太夫は、’ソフィアの歌’を日本に齎しました。では、アメリカに漂流(?)したジョン万次郎は?答:’ABCの歌’。”と記した(これも葉桜 2007/5/4(金))。...

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谷崎潤一郎~待史?~侍史? 

近くに文京ふるさと歴史館という区立の博物館がある。先日、外出中に待ち時間が出来たので覗いて見た。高齢者は無料というのが有難かった。こじんまりとした施設で、よほど丹念に鑑賞しない限り、15分もあれば一応全部見て回れる。 地域の博物館だから、展示内容が身近に感じられる。己の居住地附近の昔の様子を知る事が出来る。あまり実用性は無いが、好奇心を満足させてくれる。...

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アイヒェンドルフ原歌~亡児を懐ふ~寄木細工曲

明治・大正時代の月刊誌「音楽界」の明治44年4月号(第4巻4号)楽曲が5曲掲載されている。その5番目が「亡児を懐ふ」、アイヒェンドルフ原歌・秋元蘆風作歌・浅田泰順作曲である。 何気なくその音符を追っていくと、懐かしさがこみ上げて来た。歌の内容もさることながら、メロディー自体にデジャヴュ(既視感)を催すのだ。つまり、どこかで聞いたような曲なのだ。...

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