先日、シュトレンのサイズ大小による単価差の不思議を取り上げた(クリスマスシュトレン~大型割高~中身上質?2015/11/28(土))。その後、注文表を再度見たところ、サイズは大中小の3段階であることに気が付いた:
A シュトレン(700g) 2,200 円
B シュトレン(500g) 1,500 円
C シュトレン(300g) 1,100 円
改めて各サイズ100g当たり単価を比較すれば次の通り:
大 シュトレン(700g) 2,200 円 314円/100g
中 シュトレン(500g) 1,500 円 300
小 シュトレン(300g) 1,100 円 367
これを承知の上でパン屋さんが価格設定しているとすると、中サイズが最も低コストであるということなのだろう。価格/サイズ曲線は、上に開いた放物線のような感じかな。コスト的には最適サイズがあると。
ところで、大サイズのグラム当たり単価の計算は、2,200 円/700g つまり 22/7=3.14285...
この分数は円周率の近似値として有名なことを思い出した。この簡単な分数にして、近似値3.14 を与えるのだから驚異的だ。誤差は0.04%しかない。
この精度を上回る分数として、355/113 があり、3.1415929....を与える。誤差は0.0000049%で、22/7の1万分の1に激減する。分母と分子を単純に連ねると、113355になるところが面白い。