無素数日 ~ 累桁法遊び ~ 見掛けの擬周期
意外に早い梅雨入りで、すっかり湿っぽい日が続く。暦の上では今日が入梅だそうだ。明日はハモリーズの特養ホーム訪問コンサートの日であることが2箇月ほど前から決まっていたが、その後に、米朝首脳会談という“歴史的”イヴェントの開催が決まった。 短気で気まぐれな大統領さんと信用の薄い将軍さまのことだから、騒ぎの割には拍子抜けの結果になることも想定内だ。 こんなときは素数遊びに限る(? 脈絡無し)。...
View Article月例特養コンサート ~ Voi che sapete ~ 序奏とロンド・カプリチオーソ
特養ホーム・コンサートは、通常、毎月下旬に設定するのだが、今月はメンバーHさんの海外旅行期間を避けるため、今日にした。 暦の上での入梅だそうだ。梅雨の晴れ間で、気温も予報ほどには上がらず、この時期としては凌ぎ易く、駅からホームまでの上り坂も苦にならなかった。 幼稚園正面のフェンスにからまるパッションフルーツに見事な実が生っていた。幼果にも早くも蟻がたかっていた。よほど美味なのだろう。...
View Article戦争調査会 ~ 敗戦に学ぶ ~ 平和希求政府
井上寿一「戦争調査会 幻の政府文書を読み解く」(講談社 2017.11)を図書館から借りて読んだ。 「戦争調査会」とは何か。短小にして漠たる名称は、長大かつ特殊具体的な公用語に慣らされた目には奇異に映る。本書冒頭の説明から引用する:...
View Article雨季閑居 ~ 読書 ~ 数字遊び
雨に降りこめられた時は、読書か数字遊びに耽る。図書館からタイミング良く希望の本を取り寄せられない場合は数字遊びだ。最近の成果?を概略記録しておこう。 素数探索は、なかなか整理しづらいものだが、今回は対称型に絞った。対称型というと、先ずは左右対称を思い浮かべる。例えば、12321 とか、45611654...
View Article素数出現桁 ~ 分類試案 ~ 6n法
“aba”型及び“abc”型“0”累桁で対称形となる数について、素数出現桁の中間とりまとめ結果の一部を記録しておこう。 検算するべき桁数は奇数に限られる。桁数が1桁の場合、すなわち1,3,5,7、9各桁は奇数頻度が高く、特別な桁域なので、11桁以上の結果を取り敢えず見る。...
View Article“0”累桁対称素数 ~ 素数桁 ~ 非素数桁
昨日の当欄では、3~99の奇数桁に所定の対称形素数の現れる頻度を、桁数の6n法分類によって大雑把に記載した。この分類法に格別の意味がある訳ではなく、他に様々な見方があり得る。 例えば、素数遊びの一環であることに因み、桁数を素数と非素数(すなわち合成数)とに分けて頻度を比較するのも一興である。 少しデータを大きくしてまとめると次のようである: 素数桁 非素数桁 総 数 140...
View Articleあっちの水は苦いぞ ~ 蛍来い ~ 小さな提灯さげて来い
新聞記事で蛍の話題が続いた。当方の感覚では、蛍はまだ先の風物なのだが、ニュース性の点からは早い方が望ましいのだろう。...
View Articleダ・ヴィンチの謎 ~ 哲学者 ~ 秘密の楽譜
図書館で映画会があり、タイトルに釣られて観に行った: 24日(日) 14:00~第81回キネマ千石「レオナルド・ダ・ヴィンチ その謎を視る」 ダ・ヴィンチの探求したものを、彼の12の絵画作品を中心に約1時間で紹介しようと作られた映画のようであった。解説によれば、彼の全活動において絵画の占める割合は比較的に小さく、工学その他科学技術面に注いだエネルギーと時間の方がずっと多かったそうだ。...
View ArticleABC予想入門 ~ 入門以前 ~ 証明論文
素数遊びの中で書名を見掛けた「ABC予想入門」(黒川信重・小山信也著 PHP研究所 2013.4)が気になり、図書館から取り寄せた。新書版210ページ余りで、読み易そうな印象だった。...
View Articleヴァイオリン 吉田 南 ~ 若手実力者 ~ 伸び盛り
駅二つの近くにある音楽ホールで,若手実力者出演との触れ込みで、ヴァイオリン・リサイタルがありった。雑用の後、大急ぎで駆け付けた。ほぼ満席のところ、漸く見つけた席に割り込んだ時にはステージで調弦が始まっていた。 フレッシュ名曲コンサートキャンペーン ランチタイムコンサート【入場無料】 06/28(木) 12:10 ヴァイオリン 吉田南 ピアノ 諸田由里子...
View Articleトリオ・アドリブ ~ 大中寅二・誕生日 ~ 滝廉太郎・命日
暑くて体がだるい。だるいから外出しない。となると悪循環で、生ける屍と化する恐れがある。勇を鼓して、炎天下、某施設の月例“歌う会”に出掛けた。主任講師のソプラノ、ピアニスト、何でも屋のパーカッショニストの三人組という豪勢な講師陣だ。炎暑の所為で参加者がいつもより明らかに少ないのは勿体ないことだ。...
View Article“素”因数分解 ~ 功罪 ~ 規則性隠蔽
対称形素数の出現状況を一応調べ終わった積りでいたが、検算を始めたところ、母集団の取り方が不十分であることが判明した。取りこぼし数域を埋め尽くして、改めて全体をまとめ直さなければならない。その肝腎の時に、素数判定機のサイトが応答しなくなったため、暫く様子を見る羽目になった。 不十分なデータではあるが、個別に面白い経験を拾うことは出来る。 他愛ないと言えば他愛ないことだが、例えば、299...
View Articleハンゲショウ咲く ~ 年央(183)日 ~ 361目
狭庭の片隅にハンゲショウが一株、雑草に取り囲まれながら、けなげに咲いている。いつぞや当会のHさんがご自宅の庭から掘り出して持って来てくださったのを植えておいたものだ。あまり世話をしなかった為か、いつの間にか姿を消したと思っていた。案外丈夫な草のようだ。...
View Article日付け「73」型 ~「0」挿入累桁因数分解 ~ 周期性
今日7月3日は和暦5桁表記「30703」で素数日だ。和暦は西暦より桁数が少ないので一般的に素数日が多くなる傾向にある。今月の場合、3暦まとめて記すれば次の通り: 西暦 20180707 20180731 2018729 2018713 皇紀 267877 2678719 2678729 和暦 300719 300721 30727 30713 30707 30703 3079...
View Article七夕コンサート ~ 音大一年生女子4名 ~ 十九世紀ヨーロッパ風
先月下旬から強風が吹き荒れているような気がするが、文字通り気の所為だろうか。たまたま台風の余波が及んだだけか。 今朝も雨交じりの中、某集会施設での七夕コンサートと銘打ったイヴェントに出掛けた。内容はともかく、午前中というところが肝腎だ。普段は午後の所用で外出するばかりで、午前中はだらだらすることが多く、緊張感に欠ける。偶には朝からきりっと引き締まってみたいと思った次第だ。...
View Article明るい雨 ~ 銀色の道 ~ 近江俊郎
雨の閑中、ボーっとしていると、“明るい雨”という言葉が浮かんだ。歌の題のように感じられたので、検索すると、あった: 明るい雨 作詞:西沢義久/作曲:万城目正/歌唱:近江俊郎 1951年 (一) 誰かににたひと 傘さして 駅の時計を ながめてた ~ ~ ~ 赤い屋根青い屋根 新緑の並木 あゝ 明るい雨 明るい雨 (二) 吐息にけむる ガラス窓...
View Article当時のますらお ~ 往時のますらお ~ 近時のますらお
某施設の“歌う会”で「箱根八里」の1,2番を通して歌った時のこと。見なくても歌える筈の歌詞ポスターを見ていて、最終行でつまづいた。“かくこそあるなれ 当時のますらお”と書かれていたからだ。 当方も近時は往時ほどの記憶の冴えは無いことを自覚しているので、直ぐには正統の歌詞を口に出来ず、暫く落ち着かなかった。...
View Article新盆 ~ お盆が来るから ~ 旧盆
特養ホーム・コンサートのプログラムに組み込む季節の歌の選定に毎月思案する。沢山あるようで、いざ今月はどれにしようかと構えると、意外に難航するものだ。その挙句、既往のプログラムを概ね踏襲することになる。 良心が咎めて、せめて何割かは入れ替えねばと苦労する。そして今月は、権藤はな子/弘田龍太郎「お盆が来るから」(お盆が来るから~権藤はな子~弘田龍太郎...
View Articleミニ発表会 ~ この道 ~ 大地讃頌
某所で、ミニ・合唱発表会に参加した。施設の玄関ホール平場で、音量の小さいキーボードの伴奏を頼りに3曲演奏した(約10分。観客せいぜい20名): O sole mio 斉唱 この道 斉唱 大地讃頌 混声四部...
View Article古書業界 ~ 大ニュース ~ もと古本マニア
かつて、長年、古本屋さんのカモだった。読み切れないガラクタ本や資料の山が地下室やトランクルームで埃を被っている。トランクルームに持ち込んだのは四半世紀前か、もっと前か、記憶に無い。その後出し入れしたことが一度あるかどうかという死蔵ぶりだ。...
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