Quantcast
Channel: 愛唱会きらくジャーナル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

無素数日 ~ 累桁法遊び ~ 見掛けの擬周期

$
0
0
意外に早い梅雨入りで、すっかり湿っぽい日が続く。暦の上では今日が入梅だそうだ。明日はハモリーズの特養ホーム訪問コンサートの日であることが2箇月ほど前から決まっていたが、その後に、米朝首脳会談という“歴史的”イヴェントの開催が決まった。
 
短気で気まぐれな大統領さんと信用の薄い将軍さまのことだから、騒ぎの割には拍子抜けの結果になることも想定内だ。
 
こんなときは素数遊びに限る(? 脈絡無し)。
 
本日は、日付けをどのように表示しても素数にはならない。「611」も、如何にも素数のように見えるが「13x47」と分解される合成数である。
 
こういう時は遊びの範囲を拡張して、「累桁法」で素数の分布を眺めることにしよう。
 
先ずは「600…11」型を片っ端から素数判定機に掛けてみる。その結果は次の通り:
 
(4)6011, (6)600011, (7)6000011, (8)60000011, (52), (86), (96),,,,,
 
( )内の数はその後に表記する素数の桁数を示す。桁数の色付けや下線は、それらの素数が何らかの系列に属するように見えることを示す。例えば、(4)(7)(52)は、出現間隔が「3」の倍数である。また、(8)(52)(96)は、等間隔「44」で現れることを示す。
 
次に、「6100…1」型を眺める:
 
(4)6101, (5)61001,(7)6100001, (8)61000001,(11)6100…1, (26), (28), (3-50),
 
赤数字は、出現間隔が「3」の倍数であることを、(3-50)はその擬周期を適用して検出した素数桁を示す。緑数字の(4)(7)(28)は、出現間隔が「3」の倍数であるが、別系列であることを示す。尤も、出現頻度が高くなると、「3」のような短い擬周期はナンセンスとも言える。
 
第三の遊び方向は、「60101」のように、「0」を左右対称に挿入する累桁法である。桁数は奇数となる。その結果は次の通り:
 
(5)60101, (17) 600…00100…001, (19), (31), (41), (47),,,,,
 
左右対称形の数は素数になりにくいのではないかと想像していたが、そうでもないことが判った。尤も、本当の左右対称形は「10601」のような数であり、これについては確かに出現頻度の低いことが確かめられる。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

Trending Articles