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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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恩地孝四郎 ~ 画家音楽家 ~ 小ワーグナー?

あるデータに≪恩地孝四郎年譜 1935(昭和10)年44歳。4月 童話歌劇小曲集「ゆめ」(新生堂)を刊行。作曲は恩地(ペンネーム「小代尚志」)の他、弘田龍太郎、服部龍太郎が担当。≫とあった。恩地孝四郎という画家がいた、という程度の知識はあった。それ以上は何も知らなかった。...

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武満徹 ~ SONGS ~ 外国語詞

武満徹没後二十年の節目に当たり、彼の歌曲を聴く機会が多かった。副都心の半年前の昼時コンサートでは、まとめて6曲聴いた(ソプラノ 内田智子~若手完璧歌手~バリトン 深...(1) 2016/2/23(火)): A4 めぐり逢い 荒木一郎/武満徹 [深瀬]5 うたうだけ 谷川俊太郎/武満徹 [内田]6 死んだ男の残したものは 谷川俊太郎/武満徹 [二重唱]B4 ぽつねん 谷川俊太郎/武満徹 [深瀬]5...

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武満徹 ~ 映画主題歌 ~ 仏独西語

武満徹の歌曲集≪SONGS≫の歌詞の日本語・外国語対応関係をまとめると次の通りである: 日語・英語 17曲 原詞日語で、本書編集時に英訳が為されたと推定される。訳者不明。 仏語・日語 ≪雪 La Neige≫ 原詞仏語 日本語訳詞者不明 独語・日語 ≪ワルツ Waltz≫ 原詩独語 日本語訳は原作詞者 西語・日語 ≪素晴らしい悪女 A Marvelous Kid≫ 原詞西語(ただしタイトルは英語)...

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人狼城の恐怖 ~ 日付け・月齢 ~ 小説の作法

偶然に『人狼城の恐怖』という約二十年前の小説を読み始めた。新書サイズの各五百ページ前後四冊仕立てという大作で作者は二階堂黎人。 ドイツとフランスに跨る双子の古城を舞台として同時に起きる二つの連続殺人事件を巡る推理小説と言ってしまえばそれまでだが、とにかく長大な読み物だから、骨が折れる。間歇的に読み進めていると、記憶の劣化もあり、ストーリーがぼやけてくる。...

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ジェラルド・ムーア「伴奏者の発言」~共同者の関係~歌手の自省

名伴奏家ジェラルド・ムーアは、「お耳ざわりですか」より前に、「伴奏者の発言」(原題 The Unashamed Accompanist(恥知らずの伴奏者), 1944、大島正泰・訳 1959 音楽之友社)を著わしている。...

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ル・モンド ~ 日本メディアの盲点 ~ 具体的論点

藤原書店 PR誌「機」の連載〈『ル・モンド』紙から世界を読む〉(加藤晴久)は、(スペースとしては)小粒ながら鋭い問題提起を身上とする質的には価値の高い読み物であった。当欄で何回か引用させて頂いた。 同誌No.293(2016.8)に加藤氏が寄せた≪9.11以降、『ル・モンド』は世界に何を発信したか?...

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移調伴奏 ~ 運指困難 ~ 調性補償

ジェラルド・ムーアは「伴奏者の発言」(TheUnashamed Accompanist(恥知らずの伴奏者) 1944)で移調について興味深いことを述べている。伴奏ピアニストとしてのムーアの言う移調とは、見ている楽譜の調とは異なる調で弾くことを意味している。...

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日本の藤 ~ シーボルトの藤の木 ~ オランダの藤

ニュートンのリンゴの木、メンデルのブドウの木、ルターのリンゴの木など、人名を冠した○○の木は世の中にどれほどあるのか。この度、≪シーボルトの藤の木≫というタイトルのエッセーを読んだ(NU7 2016.09, No.7):≪シーボルトの藤の木~長崎へ戻った私の“洋学事始”~ 久保正彰(東京大学名誉教授/前日本学士院長/前学士会理事長)≫...

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慶長伏見地震 ~ 地震と月齢 ~ 新月・満月仮説

時を遡ること420年の昔、西暦1596年9月5日、慶長伏見地震が発生し、伏見城の天守が大破したそうだ(ウィキペディア)。旧暦では慶長元年閏7月13日となっている。この日付が気になった。暦法には不案内だが、新月の日を以って月始めとしていたとすれば、満月は大体16日となるので、13日は満月に近い。...

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地震・月齢② ~ 日本9世紀 ~ 新月・満月仮説補強

昨日の≪新月・満月仮説≫は誤解しないよう気を付けなければいけない。仮に過去の大きな地震と発生時の月齢に見かけ上相関があるとしても、新月・満月の頃に地震の起きる確率が高いことを意味しない。地震確率は月齢に殆ど関係しないことが既に明らかになっている筈だ。 それを承知の上で、9世紀日本の主な地震記録(ウィキペディア)をチェックしてみよう:...

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地震・月齢③ ~ 日本10-15世紀 ~ 無相関

ひきつづき10世紀から15世紀までの主な地震記録(ウィキペディア)について新月・満月時期に当たるかどうかチェックした(ただし、日付等の記録に疑義の有る地震を除いた):10世紀938年5月17日(5月22日)(承平8年4月15日)976年7月17日(7月22日)(天延4年6月18日)11世紀1026年6月10日(6月16日)(万寿3年5月23日)1088年6月4日(6月10日)(寛治2年5月13日)1...

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大正琴 ~ 9月9日 ~ 重陽の節句

岩波書店のPR月刊誌≪図書≫2016年9月号(第811号)の「大正琴いまむかし」(竹田賢一・音楽家)から色々教えられ、面白かった。大正琴そのものには触ったことは勿論、間近に見たことも無い。演奏は何回となく聞いた。殆どは合奏だったと記憶する。...

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健在「常温核融合」~ 凝縮系核反応 ~ アメリカ特許

夕刊一面の上段に黒地白抜きの大見出し≪北朝鮮、5回目の核実験≫という大ニュースの陰に、こんな話題を見付けた(長い報文を独断で要約する):≪米で特許 再現成功で「常温核融合」、再評価が加速 2016/9/9 6:30 日経BP...

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初等科音楽 四 ~ 肇国 ~ ニ律音階 

先日、駿河台下の古書会館の即売市を覗いた時に、挨拶代わりに買ったのが、文部省「初等科音楽 四」だった。同じ品物が2点あり、傷みの目立つ安い方を買った。中味は同じだ。奥付に、≪昭和十八年一月六日 文部省検査済≫と付記した麗々しい証印が印刷されている。 日付けとしては他に、昭和十七年十二月二十七日 印刷             昭和十七年十二月三十一日 発行             昭和十八年 一月...

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こがわ ~ 小川 ~ おがわ

古書即売市で、尋常小学読本をパラパラ捲っていたら≪こかは≫という単語が目に入った。落ち着いて前後を読むと、≪小川(オガワ)≫の意味であると知れた。これは驚きだが、発音は≪コカワ≫だろうかと思った。確かに小さい川なら≪コカワ≫で辻褄が合う。ただ、慣用音としては≪コガワ≫になるだろうか。 とにかく、戦前まではオガワでなく、コガワと発音したのかどうか、念の為≪こかは≫を日本国語大辞典(第2版)⑤...

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お漏らしーと ~ シートカバー改良案 ~ 下も向いて歩こう

初体験の凶事だった。午後、地下鉄に乗り込み、ちょうど近くに空席が一つあったので腰かけた。直前までの先客の体温が伝わってくることは稀ではないが、やけに生温かいのが気になった。本能的に立ち上がり、何気なく左手の甲でシート面を撫でてビックリ。濡れているではないか。ほぼ同時に尻に冷やりと水気が、、、、。...

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月例練習再開 ~ ア・カペラ三重唱 ~ 小学唱歌

今やメンバー3人(女1、男2)、指導者不在で絶滅寸前の当会、今日から月例練習を再開した。危機的状況にもめげず前進を続ける老人3人組に女神は微笑むか。取り敢えず、楽器無しという条件に鑑み、ア・カペラ三重唱に取り組んだ。 と言っても、半年のブランクもあり、簡単な曲を選んだ:小学唱歌から  「渡り鳥」「船出」「早春」...

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地震・月齢④ ~ 専門家の発表 ~ 月の引力

大きな地震の発生は月齢と相関関係が有るかを先だって話題にした。発端は、地球上の潮の満ち干は月と太陽とが地球に及ぼす引力に大きく支配されることから、同じ理屈で地震の引き金にもなるのではないかとの連想であった。同様の発想は昔から素人科学の世界で人気があった。...

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耕筰版「赤とんぼ」~ 謎解き ~ シューマン「協奏曲:作品134」

かなり前に、それより更に大昔の不思議な経験として、アメリカのラジオで「赤とんぼ」(三木露風/山田耕筰)のメロディーが間歇的に現れる器楽曲を聞いたことがあり、当欄にも記したような気がするのだが、検索してもヒットしないから勘違いかも知れない。...

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童謡「松ぼっくり」~ 満八十年 ~ 天才少年詩人

今日、某所で教わった童謡「松ぼっくり」、歌詞はほぼ次のようであった: ≪まつぽっくりがあったとさ たかいおやまにあったとさ ころころころころあったとさ おさるがひろってたべたとさ≫ 周囲に居た十人ほどのお年寄りの皆さんは既にご存知のようだった。当方はそれまで見た事も聞いたことも無かったので、大いに気になった。検索したところ、次の説明が見付かった: ≪松ぼっくり .... 広田孝夫/小林つや江....

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