杉山由紀 ~ コロラトゥーラ・メゾソプラノ ~ インタヴュー
売り出し中の若手メゾソプラノさんの声を聴きに行った: ランチタイムコンサート 二期会シリーズ≪真夏に贈るオペラ・アリア≫8月4日(木)12:10~13:00 杉山由紀(メゾソプラノ)、朴令鈴(ピアノ)日本歌曲: 山田耕筰 「鐘が鳴ります」「曼珠沙華」「この道」ドイツリート: メンデルスゾーン 「歌の翼に」 モーツァルト 「ルイーゼが不実な恋人の手紙を焼いた時」 シューベルト...
View Article太陽熱発電~再チャレンジ~雨水地産地消
昔、香川県で太陽熱発電の実証試験が行われていた。実用化は無理だとの結論になり、打ち切られたことを覚えている。ところが、先日のニュースで、、、: ≪MHPS、太陽熱発電の実証試験開始 …場で太陽熱を利用した実証試験用の発電設備を報道陣に公開した。熱を蓄える太陽熱発電は、太陽光に比べて曇りの日でも安定して発電できるメリットがある。 …8月4日(木) 20時0分-株式(時事通信)≫...
View Article聖寿無窮 ~ ベッリーニ ~ ノルマが来る
≪音楽界≫大正4年10月号に、水野守豊 作歌/BELLINI 作曲「聖寿無窮」なる曲譜が掲載されていた。ハ長調4/4拍子無伴奏四部合唱である。 メロディーをなぞると、予想通り≪歌劇ノルマ第一幕第一場のドルイド族の合唱「ノルマが来る」≫(六段の調~グレゴリオ聖歌クレド~隠れキリシタン 2011/10/30(日))から取ったものであった。...
View ArticleSuprime ~ シュープリーム ~ Supreme
国立天文台(NAO)のニュースにHSCという略称が頻繁に登場する。Wikipedia で検索すると、HSCmay stand for:~~Hyper Suprime-Cam, anultra-wide-field camera for Subaru Telescope が該当するものであると判る。...
View Article合唱コンクール~中学生~無感動
暑かった。皇居の緑地で37.7℃だったそうだから、街中では39℃くらいにはなっていたと思われる。日陰で吹く風も熱く感じられた。午後の用事を済ませた後、合唱コンクールを開催中の音楽ホール(無料)で一涼みしようと入場したところ、満員の盛況で、辛うじて見つけた上階の席に着いたものの、団扇を手離せない。外よりはマシと観念し、中学生の合唱を聴いた。...
View Article合唱コンクール~高校生~しょうふは いないか
昨日に続き、合唱コンクールを聴いた。高校生の部で、出場14校と少ないので全部聴くことにした。休憩を挟んで約3時間の長丁場で、途中睡魔に襲われ、手から団扇を落とす失態をしでかした。まさか落下音が会場に響いたとも思えないが、直後に司会者から“物音をたてないように”との注意があった。...
View Article人気作詞家 ~ 合唱コンクール ~ 人気作曲家
昨日、一昨日の合唱コンクールで出場各校の演奏した自由曲リスト(全35曲)を見ると、作詞者、作曲者(編曲を含む。)にかなりの偏りの有ることが判る。物好きと笑われそうだが、人気作者の統計を取ってみた(作品が複数採用された作者): 作詞 谷川俊太郎 6 中学校3、高校3 新川和江 3 中学校1、高校2 作曲 信長高富 5 中学校2、高校3 松下 耕 5...
View Article御巣鷹尾根 ~ 山の日 ~ 下田沖
御巣鷹の尾根にジャンボ機が墜落した事故に関連して過去に数回記事を書いた。今日更にひとつ付け加えることにする。 先日の新聞か何かで読んだのだが、昨日8月11日の「山の日」祝日制定は、もともと12日とする提案だったとのこと、全く知らなかった。墜落事故で長く記憶される12日を祝日にするとは不見識との批判で1日前倒しになったとの解説であったと思う。...
View Article「区民の歌 としま未来へ」 ~ 告示歌詞 ~ 公式音源
東京都豊島区の「区民の歌 としま未来へ」を歌う機会があった。紙切れ1枚(B5)にメロディー譜が載っている物を頂戴したのだが、例によって紛失したので、区のHPからダウンロードした。ついでに、範唱音源もダウンロードした。 広報ページには次のような簡単な紹介文がある: ≪...
View Articleジェラルド・ムーア ~ お耳ざわりですか ~ フロレンス・フォスター・ジェンキンス
古書市の常連客だった頃、恐らく十年以上前、何気なく手に取ってみた有名なピアニストの随筆が面白そうで直ぐに買った。と言うことは、多分二百円程度のお買い物だった筈だ。期待に違わず充実した内容だった。 「お耳ざわりですか- ある伴奏者の回想 -」(Am I Too Loud?共訳:荻原和子 本澤尚道 音楽之友社 1982)というその本の原著者はジェラルド・ムーア(Gerald...
View Article終戦(又は、敗戦)~ 新憲法施行記念國民歌「われらの日本」~ 新国歌?
一般に「終戦(又は、敗戦)記念日」と呼ばれる8月15日、その由来は、1945(昭和20)年8月15日正午の所謂≪玉音放送≫で一般国民に日本降伏を公表したこと、などと今更書くまでも無い。 しかし、考えてみれば、降伏の意思はその前に連合国側に通知されている訳で、それが8月14日(日本時間)だったそうだから、こちらの方が記念日に相応しいように思われる。...
View Article公営「歌う会」~ 講師百態 ~ 学生実習?
公立の集会施設で催される“童謡・唱歌を歌いましょう”的な行事に参加して発声を忘れないように努めている今日この頃、講師のキャラクターが実に多様で興味が尽きない。思いつくままに分類してみた: 何も言わず只管歌わせるタイプ:事務局が進行係を務める。参加者は沢山の歌を歌えるので、大いに満足するのではないか。ただし、歌を味わうとか、美しく歌うとかに関心の有る人は幻滅するだろう。...
View Articleジェラルド・ムーア ~ カナダ・トロント ~ グレン・グールド
ムーア「お耳ざわりですか」を読んでいて、彼が若い頃一家そろってカナダに移住した(後に彼はイギリスに戻ってピアニストとして出世)ことなど、カナダとの係わり合いが記されているので、同じピアニストとして有名なカナダ人グレン・グールドとは接触が無かったのか気になった。 当方、ピアノに関してはズブの素人だが、言葉遊びの延長でグールドを一度話題にしたことがある(グルダとグールド~好対照?~偶然か故意か...
View Articleコンサート練習1回 ~ 選曲の悩み ~ 取り越し苦労
月例訪問コンサートを1週間後に控え、最初にして最後の練習をした。メンバー4名、所定の時間にきっちり集合、約3時間、音合わせ、打ち合わせを行った。当方は、夏バテ気味で、実際、体重が約1キロ減った状況で、ガンバリが効かない。仲間の皆さんは若いだけあって、元気いっぱいだ。 曲目は次の通り: 海 (松原遠く)砂山 (山田耕筰)この道芭蕉布青空の小径 (ピアノ+フルート)さとうきび畑 ( 同...
View Articleジェラルド・ムーア ~ 伴奏専門技能 ~ 名家余技伴奏
ムーアの「お耳ざわりですか」を読み進んだら、フリードリッヒ・グルダが槍玉に上がっていた。当方は、グルダをグールドとペアで記憶しているので、ムーアが両人を登場させていることに、つい喜んでしまう。...
View Article敵性語 ~ 敵国人 ~ 芸術
ジェラルド・ムーア「お耳ざわりですか」の原著≪AmI Too Loud?≫は1962年に出版された。彼は多忙な演奏活動の合間をその著述に当て、結局4年の歳月を要したと記している。伴奏ピアニストとして頂点に上り詰めたその人生は、成功物語として十分に読む価値があるが、厖大な経験談の一つ一つを取ってみても、なかなかに興味深い。...
View Article紅香ふ朝霧に ~ 遠漕歌 ~ 琵琶湖周航の歌
「琵琶湖周航の歌」は、≪大正6年の初夏の夕べ、旧制第三高等学校(現在の京都大学)ボート部に所属していた小口太郎が琵琶湖周航2日目の今津の宿でクルーにこの詞を披露し、仲間が当時学生の間で歌われていた「ひつじぐさ」の曲にのせて歌ったのが始まりです≫(琵琶湖周航の歌資料館HP)というように、その素性はあらかた解明された。...
View Articleブルートレイン ~ 今・昔 ~ the Blue Train
寝台列車「ブルートレイン」が全廃されて丸1年経つのだそうだ。そんなニュースを見たような気もするが、何事にも感動しなくなった年頃でもあり、印象は薄かった。 しかし、改めて思い起こして見ると、夜行列車には随分お世話になった、昔の事だが。高校時代の修学旅行で浅虫温泉経由、札幌、洞爺湖あたりまでの北海道行きに始まり、大学受験での上京、その後の年中行事としての帰省など。...
View Article安藤まり子「毬藻の歌」~ 水面(みずも)をわたる ~ 水(みず)水(みず)水(みず)
いわせひろし/八洲秀章「毬藻の歌」を初めて聞いてから約半世紀、歌詞はうろ覚えながらも、出だしは“みなもをわたる~”とばかり思っていた。ところが、つい最近、楽譜を見たら、何と“水面(みずも)をわたる~”と態々カナが振られていた。...
View Article月例訪問コンサート ~ 歌詞先触れ ~ 要員不足
特養ホームでの月例コンサートの日だったが、いろいろ手違いなど有り、折角用意した必要部数の歌詞カードを持参できなかったり、集合時間に遅れたり、昼食を食べ損なったりした。直前リハーサルも不十分であった。 曲目は次の通り(既載 2016/8/19): 海 (松原遠く)砂山 (山田耕筰)この道芭蕉布青空の小径 (ピアノ+フルート)さとうきび畑 ( 同 )Santa...
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