Quantcast
Channel: 愛唱会きらくジャーナル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

月例訪問コンサート ~ 歌詞先触れ ~ 要員不足

$
0
0
特養ホームでの月例コンサートの日だったが、いろいろ手違いなど有り、折角用意した必要部数の歌詞カードを持参できなかったり、集合時間に遅れたり、昼食を食べ損なったりした。直前リハーサルも不十分であった。
 
曲目は次の通り(既載 2016/8/19):  
  (松原遠く)
砂山 (山田耕筰)
この道
芭蕉布
青空の小径   (ピアノ+フルート)
さとうきび畑   (   同    )
Santa Lucia
琵琶湖周航の歌
庭の千草
知床旅情
憧れのハワイ航路
 
前から感じている通り、この施設のお客さんは、反応が静かだ。積極的に唱和する人はいない。おとなし過ぎると言えるが、実は認知症気味の方々であるとのことだった。歌詞カードが有ろうが無かろうが、あまり歌わないのだと聞かされ、今日の我が忘れ物も大勢に影響なかったと知り、ホッとするのもおかしなことだ。
 
とにかく、歌詞カードが無いのだから、当方で歌詞の先触れ(前読み)をしようということになった。その結果、肝腎の先触れが、突然の任務とあってタイミングがちぐはぐになるのは必然であった。一人ヴォーカルとなった相棒(声の佳く通るバスバリトン)も重圧のため普段の実力を十分に発揮できない。当方も時々加勢して歌うと、今度は先触れが疎かになる。
 
などなどで、かなり乱れた演奏になったが、反面、堅苦しさが抜けて、お客さんには結構楽しんで頂いたようにも思う。実際、盛んに手拍子で参加する人がいたし、歌声も小さいながら聞こえて来た。反応が静かだなどと否定的に捉えず、プラス思考に切り替えよう。
 
今は4名で頑張って居るところ、出来ればヴォーカルをもう一人、できればソプラノが欲しい。司会兼ヴォーカルの負担が軽くなり、歌唱の質も上がると取らぬ狸の皮算用である。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

Trending Articles