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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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正月料理は遠く・・・~ アズキ(アヅキ)語源 ~ アドゥキ(キマメ)

正月料理には縁の無い生活になっている。ここ十年ほどの間にすっかり習慣が変わったように思われる。いわゆるおせち料理を作る者がいなくなったのと、若い人たちが伝統料理に興味を示さなくなったという我が家の事情によるのだろう。...

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童謡「赤い靴」 ~ 江間章子の聞き語り ~ モデル捜しのドラマ

身辺整理も小さな一歩から、という訳で、眼前に積み上がって埃を被っている紙の山に手を付け始めた。整理とは基本的に捨てることと心得てはいるが、一応一つひとつ目で見て確認する。これからの短い余生において活用する可能性のあるものは残す。...

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部分日食 ~ 見るや見えずや ~ 観察グラス長寿

居間でのんびり茶飲み話をしていて、誰かが「まだ11時前だ」と呟いたところで日食のあることを思い出した。ちょうど食分が最大のタイミングであるような気がして、早速観察用のグラスを捜した。めったに使わないものであるが、珍しく紛失もせず、簡単に見付かった。...

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病み上がり試運転 ~ カラオケ歌う会 ~ キー聴き取り不能

某集会施設の歌う会を我が(歌の)出初式代わりとして利用した。旧臘の風邪ひき以来、ほとんど歌っていなかったので、言わば復帰のための試運転であった。 童謡・唱歌・流行歌20曲を1時間の枠内で歌うプログラムとなっていた。当方は遅刻したので、4曲目あたりからの参加となった。皆様方も年明け最初の歌い初めとあってか、些か抑え気味で、静かな雰囲気であった。出る杭とならぬよう、控えめに声の調子を探った。...

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声試運転第2幕 ~ 童謡なれど ~ 音程の難所

今日は我が声の試運転二日目、簡単な二部合唱を常例とする歌う会に参加した。講師が年度ごとに選定した数曲を月1回練習する。月1だから習熟の歩みは遅々たるものだが、正月の所内発表会には何とか様になる。今年度の選曲は次の通り: 童謡メドレー   春が来た            どんぐりころころ             七つの子 唱歌       村祭り           ちいさい秋みつけた その他...

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声試運転停滞 ~ 現代音楽風歌謡曲 ~ 宮沢賢治の気分

試運転第3幕も、声の調子に特に進展は無かった。未だ広い音域での発声の機会に恵まれないから、結論は持ち越しだ。 それより、拍を数え間違えることが多くなったように思われるのが気になる。安逸の日々に緊張感を忘れた所為か、それとも脳の生理活性の退化か。コンコーネの復習で事態が少しは改善するだろうか。...

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謎の天皇海山群 ~ 海洋地質学者ロバート・ディーツ ~ 明神礁大噴火

蒲生俊敬「太平洋 その深層で起こっていること」(講談社 2018.8)を読んだ。版元による内容紹介はほぼ次の通り:...

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稽古初め ~ 弘田龍太郎シリーズ ~ 音楽的素養

当会の稽古初めだった。メンバー二人が別件の用事で欠席だったので、ピアニストさんを含めて3人だけとなったが、予想外の充実した2時間となった。 来2月20日の発表会に向けて“弘田龍太郎特集”8曲を仕込むのに、練習は今日を含めて4回を予定している: 小 諸 な る 古 城 の ほ と り  鯉 の ぼ り   雨  お 盆 が 来 る か ら        雲 に 寄 せ る        秋 の 山...

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明治演歌「美しき天然」 ~ うつくしき? ~ うるわしき?

昨日、某施設での歌う会に半年ぶりに参加した。いつも愚痴るのだが、この種の会では、調を下げてピアノを弾くから、男にとっては音域が低過ぎて歌いづらいことが多い。 極めつけは「美しき天然」だった。仕方がないからオクターヴ上げて歌ってみた。絶叫せざるを得ないが、数十人の声に紛れてあまり目立たないことを祈るばかりだった。...

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素数日の夢想 ~ 「19」素数性向「119」 ~ 素数性検定法

本日は素数日。日の19、西暦7桁の2019119、皇紀8桁の26790119、皇紀7桁の2679119と4種の素数に恵まれている。これは「19」あるいは「119」の素数性向が高いためではないかと妄想を逞しくする。 そこで、「0」累桁法で素数性検定を行う。先ず「19」について「100…9」を30桁まで素因数分解機に掛ける。( )内に素数となる桁を記す:  「100…9」 (2, 3, 4, 5,...

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槇 佐知子 ~ 灰草・草野灰 ~ 義江 明子

槇佐知子氏の≪機≫連載エッセーの昨年12月分で、草木の灰の薬効を取り上げている。旧約聖書ヨブ記、グリム童話シンデレラ、日本昔話花咲爺それぞれに灰が絡むというわけで、うちヨブと花咲爺で灰の薬効が示唆されるとのことだ。...

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福原千鶴・小鼓 ~ 馬皮 ~ 桜材

某コーラス教室にゲスト講師として、小鼓奏者の福原千鶴氏が招かれた。昨、一昨年度にもお見えになって、邦楽の実演奏を披露された(研究授業~成果お披露目~邦楽家客演 2017/9/25(月))。今回は、演奏もあったが、小鼓に関する包括的講義の形であった。...

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鳴神響一「江戸萬古の瑞雲」~『七草ばやし』~ 貧の盗みに恋の歌

今日読んだ小説、鳴神響一「江戸萬古の瑞雲」(幻冬舎文庫 2018.12.10)の冒頭に   《七草なずな 唐土の鳥と 日本の鳥が 渡らぬ先に ストトントン》 という歌の文句が出てくる。 『七草なずな』とか『七草ばやし』などと呼ばれるわらべ歌で、、、正月七日に七草粥を作るために野菜を刻むときに古くから歌われてきた、とある。...

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哨戒機へのレーダー照射 ~ 承知の水掛け論 ~ 艦艇への威嚇飛行

昨2018年12月から、韓国艦艇による日本の哨戒機に対する火器管制レーダー照射問題がマスメディアでくすぶっている。レーダー照射はロケット砲あるいはミサイルによる攻撃の準備完了を」意味するらしい。...

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素数分布 ~ 599・・・9 ~ 出現桁数列

ヒマな時には相変らず累桁法で素数の出現状況を眺めている。ある種のパタンないし(擬似)周期の見られることはだいぶ前に記したところであるが、最近遭遇した例を挙げておこう。( )内は桁数: (2)59, (3)599,(5)59999, (6)599999, (8)59999999,...

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ブラジル鉱山ダム ~ 決壊災害 ~ 尾去沢鉱山中沢鉱滓ダム

ブラジルで鉱山ダム決壊による災害が発生し、ここ数日大ニュースとなっている: 《ブラジル 鉱山ダム決壊で60人が死亡=プール5千杯分の有毒な泥水が鉄砲水に=行方不明者もまだ292人=「取りうる全ての対策を」とボウソナロ大統領》...

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新解釈「弘田龍太郎」  ~ 「小諸なる古城のほとり」 ~  「浜千鳥」

三週間後に迫った生涯学習フェアの当会プログラム≪弘田龍太郎特集≫の準備が足踏み状態だ。練習は2時間を4回のところ、既に半分の2回を過ぎたが、全員で練習したのは全9曲中2曲のみだ。尤も、手強そうなものを先ず重点的に浚っておこうとの意図的な時間配分ではある。...

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一高寮歌「春爛漫の花の色」~原歌“Rosalie, the Prairie Flower”~H. ゴチェフスキ氏

第一高等学校(旧制)の第十一回紀念祭寮歌(1901.03.01)である「春爛漫(の花の色)」は、矢野勘治・作詞、豊原雄太郎・作曲とされているが、メロディーは他曲を借用していることは夙に知られていた。したがって、豊原を単純に作曲者と認めることは適当ではないようである。...

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アムール河の波 ~ 長々持ち越し ~ 駆け込み練習

いつぞや、≪アムールと言えばアムール河を連想し、懐かしい「アムール河の波」を思い出す。ちゃんとした合唱で歌ったのはもう十年以上前のことだ≫と呟いた(ペチカ~オオカミ~アムール 2017/4/24(月))。当方にとっては合唱趣味にのめり込んだ頃の、いわば原点に位置する記念すべき歌だ。 「アムール河の波」は、原題“Амурские...

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東野奎吾「秘密」 ~ 七十路読者 ~ ローティーン読者

近所の公立図書館が古くなった蔵書などを時々リサイクル本として無料放出する。そこで目ぼしい本を入手して大いに恩恵に与っている当方、今も数冊ストックして同時並行で読み進んでいる。 その内の一冊、東野奎吾「秘密」(文藝春秋1998.12.20...

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