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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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声試運転停滞 ~ 現代音楽風歌謡曲 ~ 宮沢賢治の気分

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試運転第3幕も、声の調子に特に進展は無かった。未だ広い音域での発声の機会に恵まれないから、結論は持ち越しだ。
 
それより、拍を数え間違えることが多くなったように思われるのが気になる。安逸の日々に緊張感を忘れた所為か、それとも脳の生理活性の退化か。コンコーネの復習で事態が少しは改善するだろうか。
 
今日の歌う会では、当方的には“妙な歌”が目立った。その筆頭は「ぜんぶ」。初耳だと思うが、自信は無い。念の為PC内を検索したところ、何と20136月にどこかのお母さんコーラスで聞いた記録があった。
 
調子っぱずれとしか言いようの無い音程が散りばめられている。奇を衒ったものだろう。聞いて気持ちの良いものではない。ただ苦笑するしかなかった。
 
しかし、取り上げて積極的に歌おうという人が少なからずいらっしゃるのも事実。しかも、会場の皆さんの斉唱が響く。知らないのは当方ばかり、かも知れないのだ。
 
「黄昏のビギン」は初耳ではないが、やはり妙な音程が特徴だ。ポーズの拍数も予測不可能だ。歌いにくいことに変わりは無い。皆様も苦労しながら歌っていた。それでも取り組む姿勢には感心する。
 
どんな音楽でも繰り返し聞いたり、演奏したるするうちに拒絶反応が収まり、遂には好ましく思われてくるのも確かだ。偏見を捨て、さまざまな歌を受け入れる広い心を持つ、そんな人にワタシハナリタイ、と宮沢賢治なら言うだろう。

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