強風が花粉を吹き付ける今日、あまり外出したくは無かったが、所用ついでに、暫くぶりに副都心のランチタイムコンサートを楽しんできた。
第345回 愛の余韻
楠田翔子(ソプラノ)/山田央子(ソプラノ)/大村剛士(ピアノ)
楠田翔子(ソプラノ)/山田央子(ソプラノ)/大村剛士(ピアノ)
Aプログラム12:05~
1 生きている口づけ/A.ベッティネッリ [楠田]
2 夜/マックス・レーガー《五つの二重唱曲》から [二重唱]
3 夕方の歌/ 同 同
4 夏の夜/ 同 同
5 ただ一つだけ小さい泉があるなら/ 同 同
6 おお、訊かないで/ 同 同
7 瑠璃色の地球 松本隆/平井夏美 [二重唱]
Bプログラム12:35~
1 メリー・ウィドー・ワルツ 滝弘太郎/F.レハール [二重唱]
2 霧と話した 鎌田忠良/中田喜直 [山田]
3 マイウェイ 中島潤/クロード・フランソワ [大村]
4 初恋 石川啄木/越谷達之助 [楠田]
5 くちづけ [山田]
馴染みの曲は後半の1,2,4の3曲だけだったが、二重唱の多いのが気に入った。二人で歌うから二重唱という形だけでなく、きれいにハモっていた。二人のソプラノは、大向こうを唸らせるような技巧を発揮しはしなかったが、無難に、そつなく聴かせた。
前半の7は三重唱だった。ピアニストが“弾き語りできるバリトン”という触れ込みだ。後半の3でその実力を披露した。後半1,3の編曲も彼の仕事だそうで、多芸な器用人だ。
高層ビル脚もとの植え込みにニワウメが咲き始めていた。