“タケクヤサシキ ヒノモトノ ハハノヲシヘヲ ミニシメテ
マスラヲノコラ オヒタチヌ ヒノモトノハハゾ タフトキ
~ ”
変ホ長調(♭3個)、4/4拍子、♩=100、全20小節(前奏4小節)で、穏やかな学校唱歌の印象だ。レコード音源の所在は把握したが、未だ聴くチャンスが無い。
題名の“頌ふ”は“たたふ”と仮名が振られている。この読みは常識的だ。城左門/深井史朗「子を頌ふ」には仮名が振られていないので、“うたふ”と読んでいるが、些か自信喪失気味だ。
“子供をたたえる”のは不自然だとの気持ちから“たたふ”を排除したのだが、その読みを正当化する理屈を考えることは不可能ではない。本当はどちらなのだろう。