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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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鹿角おつる ~ 鹿角 お鶴 ? ~ 鹿の角 落つる ?

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昨26日、ある暦のサイトを見たら、「鹿角おつる」とあった。人名だと思った。「かづの おつる」、つまり、“鹿角さんちの お鶴さん”かと。しかし、前後に≪二十四節気・雑節等  七十二候の一つ(65候)≫とあったからそれは見当違いであると直ぐに解った。
 
では何と読むのか、早速検索したところ、≪しか(の)つの おつる≫、つまり、≪鹿の角が落ちる≫と複数のサイトに説明があった。意味するところは分かった。しかし、その読み方が腑に落ちない。
 
「落つる」は明らかに文語体である。上二段活用動詞、基本形「落つ」の連体形である。何故、終止形「落つ」ではないのか。「~る」の形にしたいのなら、口語表現で「落ちる」とすればよい。幾つかのサイトを参照したが、いずれも「落つる」あるいは「おつる」としている。不思議なことだ。
 
明28日は所謂「御用納め」あるいは「仕事納め」の日、対外業務は行わず、一年の業務の締めの儀式を所内で行う事業所が多いと思われる。しかし、中には良心的に平常通り対外サービスを行う公的施設もあり、当方もその恩恵に与るべく、某集会所の歌声喫茶的イベントに潜り込み、本年の歌い納めとしよう。

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