Quantcast
Channel: 愛唱会きらくジャーナル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

「糸」歌詞 ~ 仕合せ ~ めぐりあわせ

$
0
0
某所での≪歌う会≫で必ず「糸」という歌が取り上げられていた。全く知らない歌だった。“人は何故めぐり合うのか、どこから来たのか、誰も解らないが、縦糸と横糸が出会うように結ばれている”というような歌詞だった。如何にも陳腐な内容だし、理屈っぽいし、メロディーもぎこちなく聞えた。
 
皆さんはほぼ覚えているようで、ちゃんとまとまって聞こえた。≪歌う会≫の関係者が作って、参加者に半強制的に歌わせているのだろうかと思った。
 
ところが、偶々ある楽譜集の目次に「糸」を見付けた。市中に出回っている歌だと知った。驚いてよくよく見れば、≪作詞・作曲 中島みゆき≫であった。彼女のファンでもないので、聞いても感心しなかったのは当然としても、とにかくBig Name であることは間違いない。≪歌う会≫で取り上げていたのには、それなりの理由があったのだ。かなり市中で歌われたのだろう。当方が世間知らずだっただけのこと。
 
改めてネット上の音源で聴いてみた。声が入っていなかったので、スッキリした印象であったが、それと引き換えのように、単調さを強く感じた。そのサイトの解説に、“歌詞の中で『仕合せ(しあわせ)』という言葉が出てくるのですが、仕合せというのは運命や巡り合わせという意味の言葉です。一般的な、「幸せ」とは意味が異なる”とあった。
 
本当にそうなのか知る由もないが、この歌の中では確かにそのような意味で使われているようである。しかし、何故知識をひけらかすように、その言葉をわざわざ使ったのか、いまだに解らない。鈍感なのかな。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

Trending Articles