暫くご無沙汰していた副都心のランチタイムコンサートを聴いた:
第431回 うたの花束コンサート
金田秋果(ソプラノ)/田村洋貴(バリトン)/田村爽月(ピアノ)
Aプログラム12:05~
1 お菓子と娘 西條八十/橋本國彦 [金田]
2 すてきな春に 峯陽/小林秀雄 [金田]
3 九十九里浜 北見志保子/平井康三郎 [田村]
4 初恋 石川啄木/越谷達之助 [田村]
5 私のお父さん プッチーニ≪ジャンニ・スキッキ≫ [金田]
6 私の太陽 カプッロ/カプア [田村]+「金田」
Bプログラム12:35~
1 パパパ モーツァルト≪魔笛≫ [二重唱]
2 君なんかもう エルリーコ/トスティ [田村]
3 宝石の歌 グノー≪ファウスト≫ [金田]
4 準備はできたわ ドニゼッティ≪ドン・パスクワーレ≫ [二重唱]
若手クラシック歌手の歌声を聴くのはいいものだ。みなさん当然のことに美声だ。これに技術が備われば更によい。今日のお二人は、あまり冒険はしなかったようだが、十分に楽しませてくれた。
最後、B4「準備はできたわ」の歌い出し、金田の声と田村のピアノが同時に始まったのだが、何か示し合わせた合図があったのだろうか、全く気付かなかった。“音取り”は必要無かったのだろうか。素人に気付かれないプロのテクニックと言うべきか。そして、ハイCで有終の美と相成った。![イメージ 1]()