先日、某所での歌の集りの席で、近くの雑談に何となく知覚を刺激され、注意がそちらに向いた。どこかで聞いたような内容だなと思っていたが、どうも当ブログで今年既に2度話題にした≪超絶音痴ソプラノ≫フローレンス・フォスター・ジェンキンスのことらしいと判った。今何故彼女が話題に上るのか不思議だった。
当方が取り上げたきっかけは2016/6/8付け日経夕刊の記事だった。その記事自体が何故そのタイミングで出たのかは覚えていない。
(ソプラノ・F.F.ジェンキンス~超絶音痴~癒しの...2016/6/13(月))
そして、つい昨14日のやはり日経夕刊に次の記事が:
≪メリル・ストリープさん 音程外した歌手役に
実力と人気を兼ね備え、映画の最前線を走り続ける。新作「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」(12月1日公開)で挑んだのは、信じられないほどのオンチでありながら米国の音楽の殿堂カーネギーホールを満杯にした伝説的女性。音楽家の支援者で富豪の彼女は、自分の実力を知らぬまま歌手を夢みて舞台に立ち、その願いをかなえるため夫はあらゆる手段を尽くす。実話を基にした物語だ。
「彼女は音楽を愛し、心の中では歌手…≫![イメージ 1]()
この映画が今回の話題の震源だったのか。検索してみると、イギリスでの映画公開は2016年5月6日となっている。≪Initialrelease: May 5, 2016 (Australia)≫の記載もある。日本では2016年12月 1日の予定。結局、最初から映画の宣伝の片棒を担いでいたのかと、漸く気付いたのだった。