今朝の最低気温は10℃だそうで、平年値を2℃弱下回る。諸々の虫たちに悩まされることも少なくなり、有難い。特に、庭に出ても≪蚊≫に襲われないのが嬉しい。水溜りが無くても発生するのが不思議、と言うか、我が常識に反する。見えない所に水溜りがあるのかな。
≪蚊≫で思い出すのは、それを巨大化したような昆虫で、その名を知らなかった四十年以上も前、アメリカ南部の学生寮で現地の学生(いわゆる白人だが、最近の話題語では≪土人≫?)から“Mosquito eater”と教わった。それ以来、この昆虫は蚊を捕食する益虫だと思っていた。
極く最近、この昆虫を日本語では≪ガガンボ≫と言うことを知った。この語自体は知っていたが、あの Mosquito eater のイメージとは全く一致していなかった。改めて英和辞典を繰って見たがMosquito eaterは見当たらなかった。
≪よくmosquito eater と呼ばれるが、正しくは crane fly である。mosquito
hawk,may fly, whapper などとも呼ばれる。イギリスでは daddy longlegs とも。名に負わず、蚊を主食にしてはいない。≫
この記事は僅か1年半前に投稿されたものだということも、偶然とは言え、不思議な気分にさせる。