特養ひがしやまホームを訪問し、月例コンサートを行った:
赤とんぼ 作詞:三木露風、作曲:山田耕筰
秋の砂山 作詞:横井 弘/作曲:小川寛興
ちいさい秋みつけた 作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直
星の世界 作詞:川路 柳虹/作曲:C.C.コンヴァース
荒城の月 作詞:土井晩翠/作曲:滝廉太郎
里の秋 作詞:斎藤信夫/作曲:海沼實
こんにちは赤ちゃん 作詞:永六輔/作曲:中村八大
山の煙 作詞:大倉 芳郎/作曲:八洲秀章
毬藻の歌 作詞:岩瀬 ひろし/作曲:八洲 秀章
青春サイクリング 作詞:田中喜久子/作曲:古賀政男
先月までは4名の陣容で、余裕しゃくしゃくだったのに、今回は突然、急病や急用でヴォーカル専任とフルーティストの2名が不参加となり、残るはピアニストと司会兼ヴォーカルの2名となった。
お客さんに歌って頂くことが前提のコンサートであるから、出演者側は余り張り切って歌わなくてもよいとの建て前ながら、この施設の人達は声を出したがらない。したがって、“我々のコンサート”として、一応しっかりと歌わなければ、お通夜のようになる恐れがある。
という経緯で、当方が進行係と歌手の二役を務める仕儀と相成った。スタミナに不安が有るので、リハーサルは手抜きをし、本番に備えた。汗をしこたま流しながら、何とか二役をこなし、予定通り終えることが出来た。
出来れば、ヴォーカル専任でやりたかったなあ。第2希望は司会専任。二役は消耗が激しい。帰りのバス車中で睡魔と必死に戦った。苦労はしたが、お客さんや施設の人達から感謝の言葉を頂くと、また次回も張り切って演奏しようという気になる。我ながら単純な人間だと思う。
ところで、あまり手応えの無い会場でありながらも、当方の歌の出来に応じて拍手の響きが変動するように思えてならない。思い過ごしかも知れないが、油断はできない。