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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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藤井 玲南(ソプラノ)~ 高音競演 ~ 志摩 大喜(テノール)

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昨日の降水量(東京)21.5 mmだった。きょうは19時までで既に72.5mmだ。外出日和ではないが、久々にクラシック歌手の歌声を(タダで)聴けるチャンスを逃したくなかった。
 
ランチタイムコンサート 424回 

 歌とこころの輝きをあなたに ~Feeling with you
  藤井玲南(ソプラノ)/志摩大喜(テノール)/本山乃弘(ピアノ)

Aプログラム12:05
フォーレ  「ネル」
  團伊玖磨  「旅上」
橋本邦彦  「お菓子と娘」
ビゼー   「耳に残るは君の歌声」
ビゼー      「なにも恐れるものはない」
               ≪カルメン≫からミカエラのアリア
ヴェルディ 「乾杯の歌」
Bプログラム12:35
中田喜直  「むこうむこう」
  小林秀雄  「落葉松」
  ヴェルディ 「女心の歌」 歌劇≪リゴレット≫から 
  グノー   「私は夢に生きたい」
              ≪ロミオとジュリエット≫からジュリエットのアリア
  ドニゼッティ「ああ、僕にとっては何という幸運」
                 歌劇≪連隊の娘≫から
  レハール  「メリーウィドーワルツ」 
                    オペレッタ≪メリーウィドー≫から
 
藤井は初めてだ。声も技術も第一級。また聴きたいソプラノだ。洋モノも素晴らしいが、「落葉松」は秀逸。我が鑑賞歴上、最高の演奏と言ってよい。
 
志摩は過去数回聴いており、“顔馴染み”だ。御自慢の高音も衰えていない。だが、時々音程が気になった。彼も人間だから、好・不調はあるだろう。ますます親しみが湧く。
 
評価能力の無い当方だが、本山のピアノも相当なものと感じられた。
 
雨に濡れても全く苦にならない、贅沢なランチタイムだった。

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