愛唱会の参加する年中行事となった「向丘まつり」、今日、切りの良い3月1日に第28回が始まった(二日間)。
午後1時からの出番とあって、のんびり構えていたところへ、メゾソプラノ担当のHさんから電話が入った。このタイミングでの良い知らせは殆どあり得ない。
“駅へ行く途中で車をぶつけた。今日のコーラスには参加できなくなった。”というものだった。幸い、人身事故には至らなかったようだが、四重唱で一人欠けるのは大変なことだ。
急遽対応策を考えた。彼女が担当していた主旋律部分を誰かが歌わなければならない。残り3人で何とか割り振って、とにかく、やるしかない。
演目は次の通り:
夢をかなえてドラえもん 作詞 黒須克彦、作曲 黒須克彦
うれしいひなまつり 作詞 サトウハチロー、作曲 河村光陽
は る が き た 作詞 高野辰之、作曲 岡野貞一
みんなだれかがすきになる 作詞 坂田おさむ、作曲 林 アキラ
(以上、ジュニア部門)
ウメボシ人生 尋常小学読本/大島亜佐子/櫻井映子
(ジニア・シニア合同)
(以下、シニア部門)
ひな祭 国民学校唱歌 林柳波/平井康三郎
湯島の白梅 佐伯孝夫/清水保雄/宮崎滋
ともしび ロシア民謡/楽団カチューシャ/伊藤辰雄・中山英雄
荒城の月 土井晩翠/瀧廉太郎/増田順平
わが古里 島田芳文/井上武士
深山ざくら 富原義徳/井上武士
花は咲く 岩井俊二/菅野よう子
《 みなさん ご一緒に 》
どこかで春が 百田宗治/草川信
春の唄 喜志邦三/内田元
ジュニア部門の4歳児3人が繋いだ手を前後に振りながらの熱演は温かい拍手を頂戴した。曲順が進むにつれて調子の良くなるのが面白い。
シニアの男声3人衆は、やはりもたついた。もともと練習不足ではあるが、メゾソプラノが突然欠けたことで動揺は致し方ないだろう。その割には善い出来だったと、望先生の慰めの言葉を頂戴した。
《 みなさん ご一緒に 》の2曲のリードにも不手際があって、皆さんには失礼してしまった。当方の演奏発表ではないからと、緊張感を欠いたことを反省している。
来年の第29回は、現施設での最後の開催になるそうなので、しっかり準備をして、有終の美を飾りたい。
ところで、向丘まつりの日は寒いというジンクスがある。日付による気象上の特異日ではないが、この時期は大体天気が良くないのかな。