Quantcast
Channel: 愛唱会きらくジャーナル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

音楽連盟コンサート~邦楽オーケストラ~広い川の岸辺

$
0
0
午前9時頃には気温31℃、という今朝のデータには躊躇した。外出を控えた方が良いのではないかと。しかし、合唱同好の皆さんの演奏に久々に接する貴重な機会であると、熱風の中に泳ぎ出した:
 
≪第31回港区ジョイントコンサート
港区音楽連盟加盟16団体による器楽・合唱等バラエティーに富んだ演奏会です。
73日(日曜)正午から午後430分 メルパルクホール≫
 
他区の合唱祭とはいささか異なり、器楽も混在である。初っ端はオーケストラの出番で、区歌演奏(会場全員斉唱)の特別任務を与えられていた。プログラムの中間あたりで邦楽演奏があった。筝(12)、尺八(5)、鼓(1)の構成で、鼓方が独特の発声で全体を仕切っているようであった。暗譜で10分余りの指揮をしたようなものだ。勿論、鼓を打ちながら。しんがりはジャズバンドだったようだが、その前に退散した。
 
出演団体の少ないのが目を引く。時間的にも余裕がある為か、1団体あたり12分程度は確保されているようであった。技術水準は様々であるが、数十人の規模になると、それだけで合唱も結構サマになることが判る。数人のグループは、その点、いつも重圧に苛まれる。
 
衣装、演技などの派手な演出を見せるグループは無く、全体に落ち着いた雰囲気の中、「雨に唄えば」を歌った女声合唱団が、小道具のカラフルな小さい傘を頭上にかざしたり(2名)、コケティッシュな動きで横に流れたり、前後入れ替わったりしたのが目立った。皆さん、ほどほどにお若く、運動神経もよろしいようで、やはりサマになっていた。
 
「広い川の岸辺」という歌を2団体が取り上げていた。初聴だったが、スコットランド民謡だそうだ。今流行りなのかな。尤も、「若者たち」も2団体が歌っていたから、必ずしも“今、流行り”とは限らないか。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

Trending Articles