昨日聴いたランチタイムコンサートを記録しておこう:
第413回 花ざかり恋ざかり
沖藍子(ソプラノ)/野間愛(メゾソプラノ)/豊田華子(ピアノ)
Aプログラム12:05~
1 花 武島羽衣/瀧廉太郎 [二重唱]
2 春 ジョン・フレッチャー/アイヴォー・ガーニ [沖]
歌曲集「五つのエリザベス朝の歌」から
3 彼女の絵姿 ハインリッヒ・ハイネ/クララ・シューマン [野間]
4 妹よ、ちょっと モーツァルト≪コジ・ファン・トゥッテ≫から [二重唱]
5 鳴り響くハート シュトラウス曲 [沖]
6 藤の花 大木実/團伊玖磨 [野間]
Bプログラム12:35~
1 たたへよ、しらべよ、歌いつれよ 三木露風/山田耕筰 [沖]
「風へ寄せてうたへる春の歌」から
2 小さな空 武満徹詞・曲 [野間]
3 宝石の歌 グノー≪ファウスト≫から [沖]
4 恋とはどんなものかしら モーツァルト≪フィガロの結婚≫から [野間]
5 花の二重唱 ドリーブ≪ラクメ≫から [二重唱]
輝かしい声のソプラノと声量豊かなメゾソプラノ、絶妙な組み合わせであった。二人の声の相性が好く、演技、演出、トークも達者で、大いに楽しめた。普段は気になるロビーの雑踏やエレベーターのチャイムなども圧する迫力の歌声であった。
野間が「藤の花」の前置きで“栃木の藤棚”とか何とか喋ったのが理解できなかったのだが、今日の朝日新聞夕刊に≪1千平方メートルの大藤棚≫の写真入り囲み記事があり、タイミングの良さにびっくり。有名な存在なのかな。知らぬは当方ばかりなり。