最近、家電量販店で録音媒体の値上がりが顕著だ。CD-R50枚パッケージが、以前は1000円程度で買えたのだが、今は安価品でも2000円近い。凄まじいのはMDだ。かつては10枚パック800円程度で買えたが、今はばら売りしか無く、400円前後はする。
天候などに左右される生鮮食料品ならば一時的にこの程度の価格変動があっても不思議ではないが、相手は工業製品だ。
これは我が理解を超える事態だが、経済理論的には、需要・供給関係の然らしめるところなのだろう。録音媒体としてのCDやMDは影が薄いのかもしれない。あまり売れないからメーカーも生産規模を落としていて、マイナスの量産効果が現れているのかも知れない。
電子ファイルの形で万事用が足りるならば面倒は無いのだが、まだMDやCDの方が便利な場合がある。辛いところだ。
値下がりしている物はあるだろうか。実の周りでは、さっぱり心当たりが無い。区立の集会施設、生涯学習施設なども新年度に合わせて値上げしているから、弱小合唱団には痛手となる。