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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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高校野球開会式~国歌斉唱~独唱者

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朝刊をパラパラ捲っていて、≪国歌斉唱≫に目が止まった。歌も、国歌も、斉唱も我が関心事の中枢にある。記事は次の通り:

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東京)関東一「大勢の前で行進、宝物」 選抜高校野球(2016/03/21)(浦島千佳)■伸びやかな歌声、国歌斉唱務める開会式の国歌斉唱は、この春都立総合芸術高(新宿区)を卒業する間聖次朗(はざませいじろう)さん(18)が務めた。昨年12月の第69回全日本学生音楽コンクール全国大会・声楽部門の高校の部で1位になった。伸びやかな歌声を披露し、「選手へのエールを込めて歌った。4万人以上の観客の前で歌うことができて幸せだった」と話した。東京

 
野球には無関心、まして開会式など見た事も聴いたことも無いので、どんな具合に取り運ばれるのか知らない。しかし、“国歌斉唱は~~~さん(18)が務めた”とはどういう状況だろうかと不思議に思った。大勢の観客になり代わって1個人が“斉唱”したものだろうか。
 
常識的に推測すれば、観客の斉唱をリードする、言わば音頭役を○○さんが務めたのではないか。つまり、優秀な歌い手が観客の斉唱に合わせて歌ったものと思われる。そのような場合に、“国歌斉唱は~~~さん(18)が務めた”と表現するのが日本語の作法なのか。
 
新聞日本語では、このような省略語法が一般的になったのか。せめて、“国歌斉唱のリードは~~~さん(18)が務めた”ぐらいに書くべきではないかな。
 
独りよがりになってもいけないので、一応、辞書に当たっておこう:
 
スル同じ旋律を多くの人が同時に歌うこと。ユニゾン。「校歌を-する」一斉にとなえること。合唱独唱重唱 (大辞林第三版) 

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