我が花粉症は、高齢者の仲間入りを果たした頃から少しずつ緩和(?)傾向にあると認識して居るところだが、不快であることに変わりは無い。気が緩むと、鼻紙を使い過ぎて鼻の下を痛めることになる。薬の世話にならずに、いつまで我慢できるか。
マスコミでも花粉症の話題は当然花盛り。いつぞや新聞のコラム記事で見掛けて気になっていたのは、≪レバノン杉で花粉症≫というものだった。ヒマラヤスギで花粉症になるとは聞いていないのだが、レバノンスギで?という疑問を持ったのだ。
コピペですと断りのある某サイトからの再コピペで恐縮だが、次のような内容:
(特派員メモ)国連も悩む花粉症 @ジュネーブ 松尾一郎 2016年3月4日09時30分
「クシャン」「ズルズル」。そんな花粉症の症状が、自分にも、周りの人々にも出始めた。ジュネーブ支局のスタッフは「出勤したらアレルギーがひどい」と訴えるが、支局の入る国連欧州本部には、こういう人が結構多いようだ。
「1832年4月」に植えられたレバノン杉が有名な国連欧州本部は、緑が多い。「建物の周りの3割以上が緑地」などの理由から、環境団体から「自然保護区認証」を2009年に受けたこともある。
建物の周囲を観察すると、その認証にも、花粉症の流行にも納得できた。何本もの杉の木が植えられ、すさまじい量の花粉を発生させていた。建物に囲まれた狭い中庭に風が吹くと、杉の枝からボワッと周辺の空気の色を変えるほどの花粉が一気に飛散した。
花粉症に悩む人々と花粉を飛散させるレバノンスギを眼前にしての現地報告となると、信憑性を疑うのは勇気を要する。しかし、レバノンスギは日本のスギとは違い、スギ科ではなくマツ科だそうだ(ヒマラヤスギ同様)。
ならば、マツも花粉症を起こす花粉を撒き散らすのだろうかと気になり、検索してみると、信頼できそうな幾つかのサイトに≪マツ花粉症≫が明記されているではないか。迂闊にも今まで知らなかった勉強不足を恥じなければならない。
(マツ花粉 他サイトから借用)