昨日の午後、偶々通りかかった≪文京シビックセンター 地下2階(区民ひろば、アンテナスポット)≫で音楽演奏が始まる気配に足を止めてステージの方を見ると、如何にもアルプス地方を思わせる民族衣装の一団が、これまたアルプス特有のような特大の笛を吹く構えであった。
これは珍しい、滅多にお目に掛かれない、耳にすることの稀な楽器だからと暫し開演を待った。やがて、太く、深みのある柔らかい音色で長閑なメロディーが流れて来た。開けた丘陵地から数本の大笛の音が彼方の峰々に吸い込まれていくように感じられた。
≪2016年文京区国際交流フェスタ≫の一環で≪玉川アルプホルンクラブTamagawa Alphorn Club≫の皆さんが≪アルプホルンAlphorn≫を演奏したものと判った。
木製なのに金管楽器とは? 金属製なのに木管楽器と言われるものがあることは知っていたが、逆のケースもあったとは。