生れるのが数年早ければ筋金入りの軍国少年になっていたこと請け合いの元科学少年たる身、科学技術関連の軍事情報には敏感に反応する。今日目に付いたのは:
≪新型駆逐艦の全隻が航行で出力喪失 英海軍、対策に躍起 CNN.co.jp 1月31日(日)16時47分配信 英国国防省は31日までに、同国海軍が保有する最新型の駆逐艦6隻の全てが海上を航行中、出力喪失の不具合に見舞われ、対策を講じていることを明らかにした。~≫
このような情報は、積極的に広報されることがなく、内部の正義感溢れる人が非公式に洩らして世に知らされることになる。それも興味あるテーマではあるが、今日の本題はその先、関連ニュースから派生した:
≪米海軍の最新鋭艦2隻、相次ぐ故障で航行不能に 2016.01.26Tue posted at 13:13 JST
米海軍が就航させた最新鋭の沿海域戦闘艦(LCS)が昨年12月から今年1月にかけ、相次いで故障に見舞われて航行不能になった。~≫
ニュースの内容にではなく、「沿海域戦闘艦(LCS)」に新鮮味があった。初めて目にする言葉だ。日本語の意味は自明だ。解らなかったのは≪LCS≫だ。付随の画像に、その原語と思しき[littoral combat ship]が表示されていた。
短い単語だが初見の“littoral”を検索した:Littoral(lítərəl 湖岸[海岸]の)
最近のウェブ辞書は良く出来ていて、発音も教えてくれる。聴いてみると、我が語彙の中の“Literal”が浮かんでくる。念のため、これも検索すると:Literal(lítərəl 文字[字義]どおりの)
発音記号は同じだった。綴りを見れば、同じ発音になるのも不思議は無い。