昨16日(土)、北国の≪さくらの会≫のメンバーとして、音楽イヴェントに参加した:
New Year Festa 2016 歌でつながる世界 partⅡ
モンゴル、マレーシアなどのあまり耳にすることのない歌を聞いたり、ドイツやロシアの歌を原語で歌ったりして、世界の歌を通して国際理解、国際交流を図ります。
日 時 2016年1月16日(土) 13:30~15:30
会 場 ジョイナス 3階大研修室
参加費 500円(中学生以下無料)
チケットは当日受付でお求めください。
問合せ先 秋田ユネスコ協会事務局 ℡018-834-5729
数か国の外国人グループを交えて諸外国起源の歌を原語、日本語で楽しんだりする催しで、昨年に続き2回目とのこと。
≪さくらの会≫はロシアの歌を演奏するよう依頼されたものである。過去十年ほどの地道な活動が少しは世間に知られたようで、些かの社会貢献にささやかな満足感を味わうことが出来た。演奏曲目は次の通り:
華奢なナナカマド Тонкаярябина
作詞:スリーコフ、 曲:ロシア・ウクライナ民謡
ステンカ・ラージン Из-заострова на стрежень
作詞:サドーブニコフ、曲:ロシア民謡
赤いサラファン Красныйсарафан
作詞:ツィガーノフ、作曲:ヴァルラーモフ
「華奢なナナカマド」は、一般には邦題「小さなグミの木」で知られる。今回はロシア語だけで1,2番を歌った。
「ステンカ・ラージン」は、一部省略し、初めと終わりをロシア語で、中間を日本語で歌う“キセル”方式とした。全体が長いのと、ロシア語歌詞を覚える負担とに配慮した。
「赤いサラファン」も同様、“キセル”方式とした。
挨拶など含めて約10分の短い演奏であったが、大勢のお客さんに喜んで頂いた。
会場全員で歌うセッションで自発的にハモリをつけたところ、これまた大うけで、拍手、感歎の声を頂いた。参加者中、唯一の合唱団であったのが幸いした(?)ようだが、こういうのを“鳥無き里の蝙蝠”とか言って戒めるのだな。
北国に在住の頃いろいろ教えて貰ったS氏が、ドイツ語グループを率いて、「野ばら」、「菩提樹」、「ローレライ」を披露していた。歌詞は、適当に省略しながらも、原語だけで歌っており、さすがに誇り高い彼らしさが見られた。
本番前のリハーサル中に、ピアニスト先生から、長期(ちょうど2年)欠席、音信不通となっているS会長がEメールに応答し、今回の出演に祝意を表して来た旨、お話があった。≪さくらの会≫はこの後当分の間休業する予定であり、なにか因縁めいた感がある。
ところで、北国から帰って当欄を開いたところ、訪問者数が3ケタに上っており、目を疑った。システムエラーではないかとも思った。
エラーでないとすると、心当たりは一つ、前回の見出しに“安全運転”と入れたことだ。オペラ歌手の歌唱の“安全運転”のつもりだったが、偶々その翌日にスキーバス転落事故が大々的に報じられたことの余波で、クリック数が増えたのだろう。
期待してクリックされた方々の期待を裏切る結果は、申し訳ないが、たまにはこんな偶然もあるのだな。これぞ、不慮の事故と言うべきか。