先日聴き初めのランチタイムコンサートを記録して置こう:
第402回 春に歌えば 1月12日(火)
[出演]黒田詩織(ソプラノ)/小幡淳平(バス)/須田桃香(ピアノ)
Aプログラム12:05~
1 春の夢 ヴィルヘルム・ミュラー/フランツ・シューベルト [小幡]
2 早春賦 吉丸一昌/中田章 [黒田]
3 母親に抱かれた赤ん坊の時から [小幡]
オットー・ニコライ≪ウィンザーの陽気な女房たち≫から
4 六つの小品 第2番 ヨハネス・ブラームス [須田]
5 お手をどうぞ [二重唱]
W.A.モーツァルト≪ドン・ジョヴァンニ≫から
Bプログラム12:35~
1 さくら横ちょう 加藤周一/別宮貞雄 [黒田]
2 荒城の月 土井晩翠/瀧廉太郎 [小幡]
3 私のお父さん [黒田]
ジャコモ・プッチーニ≪ジャンニ・スキッキ≫から
4 献呈 [須田]
ロベルト・シューマン作曲/フランツ・リスト編曲
5 美しいアディーナ [二重唱]
ガエターノ・ドニゼッティ≪愛の妙薬≫から
新春最初のコンサートにしては地味な印象だった。黒田、小幡のご両人とも、どちらかというと安全運転に徹していたようだ。
黒田は、実力も経験も豊富なようだから、もう少し聴衆を喜ばせてもよいと思われた。小幡は、未完の器で、あまり背伸びできない状況であることは明らかだから、今後に期待しよう。
初っ端の「春の夢」は、とても懐かしかった。歌が始まると直ぐに、何十年か前に口ずさんでいたことが思い出された。≪冬の旅≫の中の1曲だったのだなあ。、、、、遠くなりにけり。