北国の《さくらの会》で≪MoonRiver≫を歌ったのは4年前のこと(音取りから音楽へ~Moon River~Old Dream 2011/8/27(土))。その時以来、歌詞中の“My huckleberry friend”が意味不明で、喉に引っ掛かった小骨のようである。
先だって、その北国の産直市場で“ハックルベリー”なる果実を1パック買って帰り、2週間ほど放置した後、ジャムに調理した。生で1個齧ってみたが、味気なく、やはり加工用と思われた。
“ハックルベリー”とは何か、検索したところ、ナス科で、イヌホウズキなどの親類と判った。言われてみると、なるほど似ている。ワルナスビなどにも似ているから、これらも加工して食用に供することも出来そうだ。
しかし、専門的解説サイトによれば、“huckleberry”は、本来、ツツジ科の食用果樹を指し、ナス科のよく似た果実に転用されているのだそうだ。確かに、ツツジ科にはおいしい果樹が幾つかある。
さて、“huckleberry”を検索中に、面白い情報に遭遇した。この語の俗語的用法に関する解説である。端折って引用する:
“The second and morecommon usage came to mean~"A man; specif., the exact kind of manneeded for a particular purpose. So "I'm yourhuckleberry" means "I'm just the man you're looking for!"”
“(何かに)ピッタリの奴)”を意味するらしい。用例では、「俺が、まさにお前の捜している男さ。」といったところか。
これを≪Moon River≫の“(We’re after the same Rainbow’s end, Waitin’ round the bend,)My Huckleberry friend、Moon River and me...”に応用したらどうなるか。