きょうは久々に西新宿まで足を伸ばし、若い歌い手さんの声を聴いた:
ランチタイムコンサート 第395回 ~愛と郷愁~珠玉のメロディー
根岸千尋(ソプラノ)/根津久俊(テノール)/安元汐里(ピアノ)
Aプログラム12:05~
1 小さな空 武満徹作詞・作曲 [根津]
2 わたしの指の指輪よ A.シャミッソー/R.シューマン≪女の愛と生涯≫より [根岸]
3 九十九里浜 北見志保子/平井康三郎 [根津]
4 おやすみ 三木露風/中田喜直 [根岸]
5 禁じられた歌 F. フロック/S. ガスタルドン
6 レクイエム R. シューマン≪レーナウの六つの詩とレクイエム≫より [根岸]
Bプログラム12:35~
1 一言だけ、アディーナ ドニゼッティ《愛の妙薬》より [二重唱]
2 人知れぬ涙 ドニゼッティ《愛の妙薬》より [根津]
3 今の歌声は G. ロッシーニ《セビリアの理髪師》より [根岸]
4 唇は語らずとも F. レハール《メリー・ウィドウ》より [二重唱]
根岸は、柔らかい声の持ち主で、力任せに歌わないのが好印象。近頃珍しいタイプのソプラノとお見受けした。オペラではそれなりの声量で歌うのかどうか。
根津は、典型的なテノール、声質も声量も申しぶん無い。いつも思うのだが、世の中には、実力のある歌手が沢山埋もれているのだなあ。
行きがけの駄賃という訳でもないが、副都心名物のナツハゼの実を少し収穫して帰った。ご飯に炊きこんで野趣を楽しもうか。