≪文京区合唱のつどい2016≫での当会の演奏曲候補に「愛しのクレメンタイン」を挙げた(≪つどい≫迫る~選曲~同志求む 2015/10/6(火))。“英語原詩と独自の訳・作詞を組み合わせると面白そうだ”とも書いた。
考えてみると、“愛しのクレメンタイン”なるタイトルは何方かの創案であり、広義の著作権対象だと思われる。独自の訳・作詞を標榜するには、先ずタイトルを考える必要がある。“雪山讃歌”のように自由飛翔するならいざ知らず、“Oh My Darling Clementine”に忠実でいようとすれば、表現は自ずと絞られる。
安直ながら、「愛しやクレメンタイン」にしよう。他に妙案が浮かんだ暁には、躊躇せず変更しよう。それより、英語原詩の内容が意外に難解だ。具体的には第2節である:
Light she was and like a fairy, 軽い彼女は妖精のよう
And her shoes were number nine 彼女の靴は9号の、
Herring boxes without topses 蓋が取れた‘鰊箱’
Sandals were for Clementine. それが彼女の履いていたサンダル。
取り敢えずは右の訳文のように解釈したのだが、確信は無い。特に“Herring boxes”の部分は悩まされる。文字通り“鰊箱”と解釈したが、ゴールドラッシュの現場に“鰊を詰め(るのに使っ)た箱”がありふれていたのだろうか。
サイズも気になる。“鰊箱”がどれほどの大きさだったのか知らないが、鮮魚箱のようなものだとすると、大き過ぎる気もした。たまたまネット検索で得られた画像を見ると、それほどでもなく、Dimensions W 30 x H 8.5 X D 17.5 cmというサイズであったかも知れない。
これはHerringSmall Valet Boxという商品(靴磨き箱)のサイズである。Herringは商標と思われるが、嘗ての(塩漬け)鰊箱をイメージさせる箱に因んだものだろう。鰊がいま流行の“エンブレム”に使われている。ただし、広告では crestと表現している。
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