昨9日(金)は北国さくらの会で、臈月コンサートに向けて最初の練習をした。新曲は「言い伝え」だけで、あとは既修である。とは言え、物忘れ盛んな年頃の揃った合唱団だから、どの曲も音取り確認の手順を踏まなければならない。初心に帰って、と言えば聞こえは良いが。
余興で、鉄道唱歌(上真行 作曲)を試唱した。間もなく鉄道開業記念日(10月10日)だからという口実で。皆さん、楽譜を確認せず、思い込みで、お馴染みの多梅稚作曲版を歌い始める。
ふと思い付きで、両方の鉄道唱歌を合せて歌ってみた。歌詞は同じだから問題無い。曲は、上版がヘ長調2/2拍子、多版がト長調2/4拍子である。多版を上版のヘ長調2/2拍子に移調した。歌った感じでは、あまり違和感は無かった。むしろ、両者は驚くほど相性が良く、似通ってさえいると思われた。
これは面白い発見(?)だ。どこかでお披露目してみたくなった。