松村洋「日本鉄道歌謡史 1 鉄道開業~第二次世界大戦」から、もう一つ話題を拝借する。鉄道と言えば汽車、という連想が我々老人には当たり前だから、汽車の歌が当然に思い浮かぶ。汽車の童謡三部作(?)の登場だ。《アンサンブルそのりて》のエキストラで昨年歌った時の記録(2014/11/19(水))を次の通り書いた:
●汽車ポッポ 作詞作曲本居長世
●汽車 作詞者不明/作曲大和田愛羅
●汽車ぽっぽ 作詞富原薫/作曲草川信
本書目次にある“26 兵隊さんの汽車(詞・富原薫/曲・草川信)……1940年”の本文を見ると、
“汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ
兵隊さんをのせて シュッポ シュッポ シュッポッポ ~ ”
とあり、戦争中の出征風景に関する考証に続けて、この歌が敗戦の年の暮に「汽車ポッポ」に変身してラジオかっら流れた(歌 川田正子)と記す:
汽車 汽車 ポッポ ポッポ シュッポ シュッポ シュッポッポ
僕等をのせて シュッポ シュッポ シュッポッポ ~
ここで、当然のことに、当管理人は青ざめる。≪汽車ポッポ 作詞作曲本居長世≫と1年前に書いたのは、錯誤だったのか! 慌てて当時の楽譜を引っ張り出して見ると、まさに大チョンボだった。実は、あの時の投稿はコピペを活用していることが明らかなのだが、己の安易さを恥じなければならない。
正しくは
●汽車ポッポ 作詞富原薫/作曲草川信
●汽車 作詞者不明/作曲大和田愛羅
●汽車ぽっぽ 作詞作曲本居長世
だった。