雨の話題を続けた後で北国へ出かけている間に関東から東北の広い範囲で豪雨による水害が起きた。一部専門家によれば従来の水害に関する理解、経験則が通用しなくなっていると言う。川の下流域から降り始めて上流域へと雨域が広がる降雨パタンがそうだとのことだ。
素人としては、雨はどこからでも降り始めることがあり得るものだと思うが、従来の河川水理学では上から下への水の流れに沿った考え方に捕われていたという事か。案外ありそうなことにも思える。流域(面積)の概念図を想像しても、上流域の広がった樹形であるから、流量や水位を決めるのは下流よりも上流の降雨であると考えて不思議は無い。
水害のニュースに耳目を奪われていたところへ、早朝の地震で、東京の住民も飛び起きたらしい。幸いにも被害は報じられていないが、災害はいつでも襲ってくるものと覚えておこう。対処の仕方を脳内でシミュレーションしておこう。
留守中にナツミカンが発芽した。種子を沢山あちこちに蒔いたから、次々に生えて来るかな。そうなると、すべてを育てる土地が無いから、処分に悩むことになる。盆栽で楽しむほど勤勉ではないし、結局は捨て置くことになりそうな、無責任の予感がする。