Quantcast
Channel: 愛唱会きらくジャーナル
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

器楽班全欠~難リズム~異リズム重ね書き

$
0
0
ヴォランティア音楽会グループの器楽(管弦)班は、知る限り6~7名(ヴァイオリン3、チェロ1、フルート2、プサルター1?)で構成されている。練習は管弦、合唱の順で行われる。合唱班が所定の時間に集合しても管弦班の練習が長引いていて、待たされることが多い。今日は我が乗るバスのタイミングが悪く、少し遅れて会場に着くことになった。
 
そんな訳で、未だ始まっていないだろうとタカを括っていたが、音楽室に入ると、意外にも、もう皆さん揃って歌っているではないか。それより何より、いつも前列に陣取っている管弦班の姿が見えない。椅子だけが並んでいる。
 
“今日は楽器はお休みだそうです。”と耳打ちされた。練習中止なのでだれも来ていないとも取れるが、それにしては椅子が並べられているのが腑に落ちない。不思議なので改めて訊くと、“誰も来なかった”とのご返事だった。つまり、管弦班の人達は練習を欠席したものと解った。連絡を寄越したのは一人だけだったそうだ。
 
今までにも、管弦2~3人だけということはあったが、皆無とは前代未聞の珍事だ。指導の先生は手持無沙汰で1時間ほどやり過ごしたようだ。偶々、一人を除く皆さんの気分が、“自分一人ぐらい(無断)欠席しても大した影響は無いだろう”で一致したのだろう。梅雨空も与っただろうか。
 
今季は流行歌などを多く取り上げており(コーラス夏プログラム~野ばら~森の熊さん 2015/6/14())、普段よりは歌いづらい。一番の問題はリズムだ。当管理人的に言えば、“不自然な”あるいは“気を衒っただけ”の譜割りが頻出するのだ。このジャンルに親しんでいる人には全く違和感は無いと思われるが、そのリズムに合わせて歌詞を発するのに苦労する。日本語の自然な区切りやイントネーションを無視するから、文字を拾うのに精一杯となる。
イメージ 1イメージ 2
 













そのような楽譜は、そもそも解読に苦労する。最たるものが、「青葉城恋唄」(星間船一/さとう宗幸/今村康)だ。この楽譜ではもう一つ問題があって、先生も解読に苦労していた。よくよく見れば解るとは言うものの、時々にしか開かない楽譜がこのように難解なのでは、歌唱もぎこちなくなって当然だ。素人なのだから。
イメージ 3イメージ 4

 












異種の譜割りを重ねないで、個別に書いてくれれば問題は無かったと思われる。しかし、スペースを節約するのも大事だし、玄人っぽい人にはこのような重ね書きの方が見易いのかもしれない。愚痴を言わずに、早く慣れるよう練習に精出すべきだろうな。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1579

Trending Articles