“「奇跡の淡水魚」クニマスを展示埼玉・羽生 6月13日16時08分 NHKニュース
1940年代に絶滅したとされながら、5年前に山梨県の湖で生息しているのが見つかった淡水魚のクニマスが、埼玉県羽生市の水族館で展示されています。
クニマスは体の色が黒いサケ科の淡水魚で、1940年代に絶滅したと考えられていましたが、5年前に山梨県にある富士五湖の西湖で生息しているのが見つかりました。”
田沢湖への玉川毒水(酸性水)注入が1940(昭和15)年のことで、以後湖水の酸性化が進み、魚類の絶滅に至ったことは明らかであり、同年を以ってクニマス絶滅の時期と早合点したのが、1910(平成22)年のクニマス再発見ニュースにおける「70年前に絶滅したクニマス」という表現だった。
その後、「70年前」「70年ぶり」という断定的な表現の不正確さを度々指摘してきた。
ここへ来て“1940年代に絶滅した”というかなり幅のある、穏当な表現が使われたことは、当ブログで紹介したようなクニマス生存情報の存在が関係機関に知れ始めたものかと思われる。
今日偶々、ハス・バケツのボウフラ退治にメダカを買って来て投入したことで、同じ“淡水魚”であるクニマスの話題を思い出し、ここに取り上げた。メダカはせいぜい2~3か月の命だろう。