午後はヴォランティア・グループの定例練習で、夏プログラムを一通りお浚いした。斉唱が多くて物足りないような生意気なことを前回洩らしたのだが、実は、ポピュラー系の歌はリズムを取りにくい。若者向けなのだろう、当管理人には難しく感じられる。
早口言葉風の譜割りもあり、モタモタして歌に生気が籠らない。尤も、ほかのひと達は結構そんな歌に親しんでいるようで、難無く歌っているようにも見える。カラオケなどでお馴染みの曲なのかも知れない。
≪上野浅草室内管弦楽団 第55回定期演奏会≫
曲目:交響曲第73番『狩』/ハイドン
交響曲第33番/モーツァルト
交響曲第39番/モーツァルト
(アンコール) 朝の挨拶/エルガー
(会場全員合唱)花/瀧廉太郎
日時:2015年6月20日(土) 18時00分開演
前回書いたように、普通のオーケストラのような迫力は無いが、リラックスして聴ける良さはある。ところが、今回は、二度目の為か、迫力が無さ過ぎると感じた。特に、ヴァイオリンが弱く感じられた。人数が少ないのではないか。
各楽器の数量配分には常識的な比率があるのかどうか知らないが、管楽器やチェロ、コントラバスの音量に負けているように感じられた。尤も、ヴァイオリンも大きい音を出すことは出来るのだから、これは今回の演奏方針によるのかもしれない。二十人強の小編成だと、工夫するにも窮屈だろうとは察しられる。
ところで、お客さんがやけに少なかったようだが、前回と何が違ったのだろう。季節変動なのか、団が衰退しつつあるのか。アマチュア楽団も乱立気味なのかな。大学系は乱立しつつも繁盛しているように見えるのは、閑人(ヒマジン)を母集団としているからか。