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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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藝大モーニング・コンサート~山下 純平(Trb)~岸本 萌乃加(Vn)

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コンサート鑑賞サンレンチャン(三連荘)となった:
 
2015年度東京藝術大学奏楽堂モーニング・コンサート 各回1,000
4

2015528()
指揮:山下一史

山下純平(Trb
ブルジョワ:
トロンボーン協奏曲作品114
(約25分)

岸本萌乃加(Vn
ブルッフ:
スコットランド幻想曲作品46
(約33分)

 
このシリーズを聴くのは3年ぶりだ。その頃は無料だったと記憶する。国立大学も独立採算の精神を求められ、収入増に努めているようだ。寄付金の募集も花盛りだ。そうやって大学への交付金を減らして行く一方、どの方面への予算手当が厚くなるのだろう。

増税で得られる増加財源は福祉、防衛・警察、産業振興、巨大科学などに向かうのかな。教育に商業主義、競争原理を持ち込むのは程々にした方が良さそうに思うが。
 
藝大フィルハーモニアは、れっきとしたプロ・オーケストラだそうだが、今日の独奏者二人は学部4年生と紹介されている。若くとも舞台経験豊富なのか、堂々たる演奏ぶりだ。特にヴァイオリンの岸本は派手な身振りも板についている。
 
トロンボーンのような大きな管楽器は、息を吹き込んでから実際に音が出るまでに、無視できないタイムラグがあるのだろうか。音の立ち上がりが、ヴァイオリンのように鋭くないようで、ハラハラするのは、当方が素人だからだろうか。そのような難しい管楽器を巧みに操って急速な音列を奏でる山下は、やはり名人に違いない。超絶技巧はどの楽器にもあるのだな。

その点、ヴァイオリンは弦をこすると瞬時に音を発するようなので、高速演奏に有利だろう。今日の岸本も安心して聴いていられた。
 
プログラムの解説の中に「ハーフリサイタル」なる語があった。ネット検索したが、意味は解らなかった。余りにも基礎的な用語なのかな。当方には不明だが。
 
そこで思いついて、half recital で検索したところ、実に明解な説明が得られた:
 
A half recital isa recital prepared by two students, where each student prepares 20-25 minutesof music. (University of Minnesota
 
要するに、2名によるジョイント・リサイタルの一人分を指すのだ。一件落着。
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