北国への出張に続く雑多な事務の処理に追われて当ブログの更新が出来なかったが、きょうは
≪アンサンブルそのりてリサイタル IV≫～アンサンブルのみらい １１～ を聴いて来たので記録して置こう。
合唱は、静かな曲に始まり、最後は力強く「未来へ」で盛り上がって終わるという、よく練られたプログラム構成であった。初めて聴いた「ベルスーズ」は、所謂ヴォカリーズで、かなり長い曲だから、下手をすると飽きられる恐れがあるが、抑揚を上手く着けて凌いでいたと思う。実際に自分が歌う場合を想像すると、楽譜上の位置を見失うのではないかと危惧される。
ソプラノ３、メゾソプラノ・アルト３、バリトン１の計７人という小編成で、大曲は取り上げないので、玄人筋には受けないだろうが、当方のような素人ファンには楽しめる内容であった。ドイツ語、イタリア語の歌は、発音をもう少し洗練する余地があると思われた。