当《愛唱会》の例会日は、メンバーの都合を聴取して設定するので、不定期の様相を呈している。原則は毎月第2,4木曜日である。
一旦会場を予約した後で日程を組み直すこともある。その場合、例会日から外れた会場予約を解約するのも勿体ないので、自由練習の名目で、有志が集まり、気楽に練習することにしている。
今日もその自由練習日であった。約1時間半、次のように様々のジャンルの歌を楽しんだ:
我手の花、われら愛す、春の潮だまり、君恋し、北国の春、夏は来ぬ・オン・Sumer is icumen in、さくら、ピクニック、酒挽歌(きたのえいじ/浜圭介)、高山の女(仁井谷俊也/大沢浄二)
「高山の女」はフラット6個の短調なので、変ホ短調ということになるのか。最高音がソ♭、業界用語ではGes (ゲス) と言うのかな、随分高い。これをカラオケクラブで歌っているとのこと、些か訝しく、よく見ると“男性-3、女性 +4”と書き込みがあった。
男は♭3個のハ短調で歌えという意味だろうか。この楽譜を持ちこんだMさんの講釈では、これを持ち歌とする大川栄作という歌手は高音域を得意とするらしい。
「夏は来ぬ・オン・Sumer is icumen in」は当会オリジナルのお遊び曲である。イギリスの古い輪唱曲“Sumer is icumen in”のメロディに、曲想の類似する小学唱歌「夏は来ぬ」の歌詞を当てはめたものである。原語での韻の面白味は失われるが、何がしかの自己満足には浸れるだろう。