虎ノ門でランチタイムのジャズライヴコンサートを聴いた。ジャズはあまり好きではない、と言うか、殆ど聴いたことが無い。うるさくて、ガチャガチャした印象しか持っていない。
しかし、世の中にはジャズの好きな人も沢山いらっしゃることだし、我等の合唱なんぞよりは遥かに強大な勢力を誇っているから、一度は聴いておこうと思った。
《情熱溢れるジャズヴァイオリンの世界》
maiko(ヴァイオリン)、Keiko(ピアノ)
1 アストル・ピアソラ リベルタンゴ
2 (ボサノバ) イパネマの娘
3 リチャード・ロジャース 私のお気に入り
4 まいこ 春風
5 (スタンダード) Take the A-Train
6 (ディズニー) いつか王子様が
7 チック・コリア スペイン
曲の途中でお客さんが拍手するのがマナーであるらしいことが解った。そのタイミングは演奏者の態度によるようだ。つまり、ここで拍手して欲しいという気持ちが自然に現れるらしい。お客さんがそれに応えることで、会場が和気藹々となれば成功なのだ。
即興演奏の部分がかなりあるらしいから、聴く方もあまりしゃちほこばる必要が無いのは好いことだ。騒音の絶えないロビーでのコンサートに、ジャズは適したジャンルだ。
今日の(電子)ピアノは、音量が過大だった。ヴァイオリンが繊細な音を奏でている時ぐらいは静かにした方が良いと思った。事前の調整に時間を掛けられなかったのだろう。なにしろ、即興性の高いコンサートだから。