ヴォランティア・グループで男声二重唱にしようかと画策中のアメリカ民謡“Red River Valley”を口ずさむうち、突然、「麦の唄」に遷移した。前者は7,8年前から知っている歌で、後者は最近簡易楽譜を入手して某国策TV局の朝ドラ主題歌と判ったものだ。
何の関係も無い筈の二つの歌なのに、何故混線したのだろうかと不思議だったが、理屈としては、両者が似通っているからと考えるのが自然だ。
改めて二つの楽譜を眺めると、メロディー出だしの昇降が確かに似ているではないか。
麦の唄:ソドミミレドシラソ ソドミミレドミソソ
RRV:ソドミミレドレドラド ソドミミミソファミレ
似ていると言っても、飽くまでも主観的な印象の問題だから、全然似ているとは思わない人もいるだろう。
また、作曲家の頭に浮かんだメロディが、偶然、既存のメロディに似ていることも十分にあり得る。