老人福祉施設へヴォランティア合唱団でコンサートの出前をしてきた。当方十数名、お客さん三十名ほどだった。元気な人が多く、出演者をタイミング良くからかう(激励する?)頭の冴えた人もいた。こういう時は歌い易い。
管弦楽班も一緒だったが、ヴァイオリンの出来が悲惨だった。頼りになるM嬢が風邪ひきとかで不参加だったのが響いたようだ。男声陣も威張れたものではない。先生お気に入りのテノール・バス各1名が不参加で、彼らの十八番(もずが枯れ木で、魅惑の宵)を当管理人と会長が付け焼刃で代演した。歌いつけていないとどうしても迫力が無いが、まあまあ無難に歌ったとは言えそうだ。
不思議なことに、この施設で歌う日は雨の降ることが多い。いわゆるジンクスだ。回数が更に増えれば目立たなくなるだろうが。
会長から一つ特命を受けた。突然のことで、3月8日(日)に行われる3.11被災地支援の催しで「花は咲く」を歌うグループ(と言っても精々十名弱の予定)の統括をして欲しいとのこと、断る理由も無いので引き受けた。
それは特段困難なお役目ではないが、当日は前々から別の予定が入っていた。それは一人欠けても何ら支障のない企画であるので、こちらの胸三寸という訳で、キャンセルした次第。
物事は重なるとよく言う。同じ3月8日(日)に更にもう一つ見過ごせないイヴェントのあることが判った。時間帯が一部重なるが、掛け持ち不可能でもない。今から調整してみよう。怒涛の1・2月が延長戦にもつれこんだような。また転ばないよう、気を付けよう。