東京の旧名「江戸 エド」は、①入江の門戸、或いは②アイヌ語の「エト」(岬)に由来するという見方が有力であるらしい。欧米人の書き残した記録から見て、「エド」は、元々「イェド」と発音されていたと思われる。
皇室ユダヤ起源説の川守田氏によれば、「江戸」はヘブライ語「エド」(会衆 Congregation)に由来する。ヘブライ語「エド」はどのように発音されるのか判らないが、ローマ字表記ではYDH とされているので、「イェド」とは整合するのかも知れない。しかし、何故“会衆 Congregation”の語が採用されるのか説得力は弱い。
伊勢音頭は
“伊勢は津で持つ、津は伊勢で持つ、ヨーイヨーイ
尾張名古屋は ヤンレ、城で持つ
ササ ヤートコセ ヨーイヤナ
アリャリャ コレワイセ コノナンデモセ”
のような歌詞だそうだ。“ササ”以下の囃子言葉は、出埃及(1447BC)時代の紅海の歌であって、モーゼの姉なる女預言者ミリヤムの唄った民謡と鑑定されるとか。日本語に直すと:
ササ 汝ら喜び悦べ
ヤートコセ エホバ沈撃せり、仇を
ヨーイヤナ エホバ憐み深し(ヤウエ ヨハナン)
アリャリャ われエホバをほめまつらん(アハレリ ヤー)
コレワイセ 彼呼び出しかつ救えり(コレーワイシェ)
コノナンデモセー 彼は樹て給えり指導者モーゼを(コーノ ナギイド モシェー)
となるそうだ。なお、アリャリャ(アハレリ ヤー)は、ヨーロッパにおける“ハレルヤ”と同源ということになる。
真面目な話、これら一見無意味な掛け声群は、日本語の土俵で解釈あるいは復元できないのだろうか。類似の囃子言葉は日本各地に伝えられているのだが。