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Channel: 愛唱会きらくジャーナル
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「狂」「癡」「愚」~ジンゴに落ちず~キョウチグドン 

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珍しく新聞一面の看板随想に触発された。朝日新聞の、かの有名な天声人語蘭に、白川静氏が「狂」「癡」「愚」の3文字をご贔屓として挙げたことがあると出ていた(本日3日朝刊)。
 
これら3文字、いずれも一般には好ましくない連想を呼ぶが、白川氏によれば、風雅、深遠の意味合いがあるらしい。
 
連想の逞しさでは人語に、ではない、人後に落ちないと自認する当管理人、「キョウ」「チ」「グ」の音を連ねて「キョウチグトウ」→「狂癡愚党」なる新語を捻り出した。これは行ける。いつか自称してみよう。
 
もう一つ、「狂」「癡」「愚」+「鈍」も悪くない。「キョウチグドン」とは、新種の恐竜かも知れない。日本では、○○○サウルスの類と共に、「イグアノドン」が有名だ。
 
「鈍」の字に何か高邁なるニュアンスがあるか否か。金属材料の改質で「鈍し(なまし)」とか、人の性格表現で「鈍牛」とかには、結構プラス評価の意味合いがあるようだ。宿題として置こう。
 
参考:(天声人語) 狂、痴、愚の3文字  2014130500
 年の初めに今年の抱負を考えたり、目標を立てたりした方も多いだろう。当方ことさら抱負もないが、なにか新たに心に刻む言葉はないかしらと引き出しをあさったら、一枚の切り抜きが出てきた▼漢字学の大家、白川静(しずか)さんが10年前の週刊誌に寄せた短い文章である。「私のごひいき」を三つ挙げる趣向の欄で、碩学… 続きを読む(会員の方)
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