昨日は副都心のランチタイムコンサート
第369回 ハッピーニューイヤー 2015 を聴きに行って来た: テノール 宮里直樹/バリトン池内響/ピアノ榎本優人
Aプログラム12:05~
1 初恋 石川啄木/越谷達之助 [宮里]
2 荒城の月 土井晩翠/瀧廉太郎 [池内]
3 あわて床屋 北原白秋/山田耕筰 [宮里]
4 くちなし 高野喜久雄/高田三郎 [池内]
5 友情の二重唱 ヴェルディ《ドン・カルロ》から [二重唱]
Bプログラム12:35~
1 女心の歌 ヴェルディ 《リゴレット》から [宮里]
2 闘牛士の歌 ビゼー 《カルメン》から [池内]
3 二十スクードだって?! ドニゼッティ《愛の妙薬》から [二重唱]
大変な実力を持つ若手テノールとバリトンの競演で、大いに聴き応えのあるコンサートだった。二重唱の共演も見事だった。細かいことを言えば、宮里の音程、池内の曲中での声の納め方に少々違和感を持ったが、二人の佳声がそれらを吹き飛ばしてしまう。
歌だけでなく、演技も熱の入ったもので、簡素なロビーコンサートにも手抜きをしない誠実さで、聴衆も大喜び、賑やかに喝采を浴びせていた。実は、お二人の応援団ないしは追っかけが声援を送っていた面もある。既に固定ファンを獲得しているようだ。
また、聴きたいなあ。