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STAP騒動の顛末~愉快犯~ロシア・ウクライナの愛唱歌・らすぺふ

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年初からのお騒がせ万能細胞“STAP”(当ブログ2014/2/22() 2014/1/30() )が一件落着として処理される情勢だ。
 
J-CASTニュース 1219()135分配信
理化学研究所は20141219日に、理研と小保方晴子研究員が別々に行っていたSTAP細胞の検証実験で細胞を作製できず、153月まで予定されていた実験を前倒して打ち切ると発表した。STAP細胞が存在する可能性は限りなく低くなり、小保方氏は退職届を提出して受理された。~~~
 
今回の報道の印象を要約すれば、“不存在の証明の困難さと理研の責任回避願望とが相俟って、早期幕引きのため、歳末のタイミングに乗じた”組織防衛行為だろう。誰も明確な相応の責任を取らず、騒ぎの張本人は、言わば無罪放免の円満退職となる。
 
世界の一流科学雑誌を欺く立派な論文を著わすほどに知性のある人が、虚偽の実験成果は追試で直ぐに裁かれることを意識しないとは信じられないことだ。事件の構図を善意に想像するならば、ご本人以外の誰かが実験の成果物に他の万能細胞を混入し、論文のつじつま合わせも指南したのかも知れない。ご本人はSTAP成功を信じていた、おめでたい人だったのかも知れない。
 
悪意に想像すれば、ご本人が始めから世界を欺く意図を持っていた“愉快犯”だったのかも知れない。いっときにしろ、世界中の称賛を浴び、幸福感に浸れれば満足という積りだったのかも知れない。欺かれた方の油断も反省しなければならないが、STAP虚構の構築に投入された公的資源はいかばかりだろう。元を辿れば国民負担に行き着くだろう。“痴漢は犯罪です”に倣えば、“愉快犯は犯罪”だ。
 
単なる金銭的被害で済めばまだしも、理研の評判を落としたり、優秀な研究者の命を奪ったりした罪は大きい。そのつぐないも無いまま、華麗なる転身などを見せつけられないことを祈る。
 
犯罪ではない愉快なことで一年を締め括りたいものだ。手っ取り早いところでは、恒例の第九演奏会もあるが、食傷気味の方にお薦めの参加型音楽会がある:
 
「ロシア・ウクライナの愛唱歌を原語で歌う」らすぺふ講座最終回!
 
開講から4年8か月、12月28日(日)14:00~17:00
 
下記40曲を参加者みんなで歌います。楽譜(原語・カタカナ付き)は当日会場で配布 初めての方もぜひご参加ください。

東京都 JR中野駅北口 中野サンプラザ7F 服飾教室
休憩10分×2 入退場自由 事前申込不要 参加費1000

(ロシア歌謡)
トロイカ・仕事の歌・行商人・ステンカラージン・12人の盗賊・果てもない荒野原・バイカル湖のほとり
・君知りて・一週間・「韃靼人の踊り」より・赤いサラファン・大好きなあなた・落ちた指輪・夜鳴き鶯
・燃えよ燃えよ私の星・黒い瞳・私の焚き火・二つのギター・赤い月・長い道を

(ロシア民謡メドレー)
母なるヴォルガを下りて~ヴォルガの船曳歌~広き野よ~道は続く~野に白樺は立っていた
~マーシャは川を渡れない~ドン河のほとりを歩く~ジームシカ~オィマロース~母なるロシア

(ウクライナ歌謡)
広きドニエプルの嵐・空に月が・月の照る夜・黒い眉・森はざわめく・桜の苑で・ドナウの傍の森で
・バンドゥーラを取れば・雪白く・キエフの鳥の歌
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